約 5,996,276 件
https://w.atwiki.jp/ggmatome/pages/507.html
Wiki統合に伴い、ページがカタログに移転しました。
https://w.atwiki.jp/taer/pages/338.html
last modified 2009年07月23日 (木) 16時39分25秒 GUILTY GEAR XX #RELOAD ミッションTA ルール GGXX#Rのミッション全クリアタイム タイトルから入った先のミッションを押した時点から計測開始 ミッション100をクリアして画像が表示された時点でストップウォッチを止めてください。 順位 タイム 達成者 達成日 クリアミッション数 1 3 05 32 O氏 2008/3/22 100 2 4 47 33 ユーリ 2008/6/21 100 3 5 49 58 上田です 2008/3/22 100 4 11 27 35 どうでもいいよ 2008/3/22 100 5 7 13 59 たくや 2008/3/22 84 6 2 52 19 ナガオ 2008/3/21 83 7 8 04 50 美味芳醇 2008/3/22 75 8 8 21 00 とうふ 2008/3/22 66 9 5 57 47 RARA911 2008/3/22 62 FランからSランになるタイムアタック ルール 待ち時間、対戦時間含めて計測 待ち専であること 5ラウンド、EXなし 順位 タイム 達成者 達成日 対戦回数 1 04.27.13 上田 2008年8月11日 86回
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1107.html
GUILTY GEAR part39-24~45 24 :ギルティギア(PS)・その1:2008/05/07(水) 01 41 11 ID Ht7FRygo0 前スレで依頼があったのでまとめ ----------------------------------------------------------------------------------- (基本ストーリー:説明書や公式ページから転載) .....人類は、科学から離れた超自然的な力を手に入れた。 22世紀―― 人類は、無限のエネルギーを生産する超自然的な制御法の理論化に成功した。 ……魔法文化の幕開けである。 もはや旧テクノロジとなった科学は、環境破壊と殺戮兵器制御の観点から、 全世界的な禁止事項となり、人類は一切の科学的作業の停止を宣言した。 ここに、ひとつの歴史が終わりを告げるのである。 しかし、人類同士の紛争は止まることなく続き、 魔法理論に基づく殺傷行為は熾烈を極めた。 そしてついに人類は、命を持った禁断の兵器を生み出してしまったのである。 動物やその他の生命を素材とした、強靭な生命と攻撃力とを備える、異形の生物兵器… 「GEAR」の誕生。 某先進国は「GEAR」の市場を独占し他国を制圧しようとした。 しかし、本来従順であったはずのこの兵器の中から、ある日 ひときわ強力な戦闘能力と確固たる意志を持った一体が出現する。 それは、自らを「ジャスティス」を名乗り、種の存在意義を唱え、 全世界の「GEAR」を従えて人類に宣戦を布告した。 対して人類は急遽団結、対GEAR組織「聖騎士団」を結成。 ここに人類対GEARの戦い「聖戦」の火蓋が切って落とされたのである。 .......大戦は、百年の長きに渡った。 しかし幾多の壮絶な戦いの末、ジャスティスは「次元牢」深くへと封印された。 そして司令塔を失ったGEARたちはなす術もなく次々と駆逐されていった。 こうして人類は勝利を収め、再び平穏な日々を取り戻したかに思えた。 …しかし、その平穏が束の間であることに、気付いている者たちもいた。 数年後の悪夢を予測する、ほんのわずかの者たちが。 …聖戦終結から5年後、封印結壊の疲労からか、 ジャスティス復活を懸念される妖気が世界を包んだ。 事態を重く見た国際連合は「第二次聖騎士団」の結団に向け、人員選考の為、 世界規模の武道大会の開催を決定した。 強者を切望するあまりか、優勝者には如何なる望みのものでも与えられることが約束されていた。 しかし、その大会の内容は、罪人の出場、ついには試合中の殺人を認めるといった過酷なものであった..... ※補足 要するに他のゲームでは「謎の力」として扱われるような魔法が理論化され科学化した世界が舞台 後のシリーズでは専ら「法力」と呼ばれています 登場キャラがみんなやたらと二段ジャンプしたり空中ダッシュしたりするのはこの設定が基本だからと思われる この世界では従来の機械工学とかそういった科学はタブー扱いされています 25 :ギルティギア(PS)・その2:2008/05/07(水) 01 42 17 ID Ht7FRygo0 ○キャラ説明(その1) ・ソル=バッドガイ 野放しになっているギアその他賞金首を狩って暮らしている一匹狼の賞金稼ぎ。 ギアの破壊を執拗に求める。 ジャスティス復活の気配を読み取り大会に参加する。 元聖騎士団員だが、糞真面目なカイと騎士団に嫌気が差して離脱。 手に持っている武器、神器「封炎剣」もその時に強奪したもの。 ・カイ=キスク 元聖騎士団団長。 幼少時に聖戦により家族を失い、その後聖騎士団に拾われ青春のほとんどを戦争の中で過ごした。 剣術と法力の天才、さらに性格も良く実直で、人間として出来過ぎているぐらいの真面目人間。 しかしそのためにだいぶ視野が狭く、あまり柔軟な考えが出来ない。 正義感が強すぎるあまりに、正義というものをなかば盲目的に信じている。 ソルをライバル視している。 聖戦後は警察機構の一員として過ごしていたが、今回ソルと同じくジャスティスの気配を感じ参加。 ・メイ 聖戦時に孤児となり、その後「ジェリーフィッシュ快賊団」に拾われた少女。 怪力。 リーダーである「ジョニー」が捕まってしまったため、釈放を望んで大会に出場。 ・チップ=ザナフ 元ドラッグ中毒者のアメリカ人忍者。 ドラッグ中毒から救ってくれさらに生きるための技を教えてくれた毅という名の日本人にたいへん恩義を感じており、 アサシン組織に殺されてしまった師匠(毅)の復讐にと大会に参加。 また、師匠の遺志を継ぎ、弱者にも救いの手を差し伸べられるようになろうと、大統領の地位も望んでいる。 ただし元々が短気で暴力的な性格のためにあまり勝利台詞等からはその意思を感じ取ることは出来ない。 ・Dr.ボルドヘッド 技量においても患者を想う心においても世界最高の名医とまで言われた外科医。 だがある時、するはずの無いようなミスにより手術に失敗。 助かるはずだった少女を死なせてしまったショックにより気がふれ、狂気の殺人鬼と化してしまった。 メイ戦後の勝利台詞においては少しだけ、善良だった時の意識が垣間見える。 ちなみに手術のミスは彼を妬んだ同僚の策略とされている。 今回の大会には、捕まって投獄中だったところを謎の男にそそのかされて出場することになる。 26 :ギルティギア(PS)・その3:2008/05/07(水) 01 43 01 ID Ht7FRygo0 ○キャラ説明(その2) ・ポチョムキン 聖戦末期のごたごたに乗じて誕生した、タブーとされているはずの科学を復興させた浮遊国ツェップ。 ポチョムキンはそこの奴隷兵士であり、異常なまでに発達した体格を見込まれ、 「大会に勝利し無血で他国の領土を奪う」という名目で半ば強制的に大会に参加させられた。 その見た目に反し誇り高く優しい人間で、友の自由と国の平和を望もうと教官のその命令に乗る。 ・ザトー=ONE ミリアの裏切りにより投獄されているアサシン組織の長。 謎の男に「ミリアに復讐したくはないか?」と持ちかけられ大会に参加。 昔はそのへんに居るようなただのチンピラだったが、ある時禁呪と呼ばれる違法な法術を使い、 視力と引き換えに周囲の気配を察知する能力と影を操る力を手に入れ、アサシン組織の長にまで上り詰めた。 尊大で冷酷な性格を装ってはいるがその実は小心の臆病者。禁呪を使用したのも無力な自分が嫌だったため。 疑心の人生の中で唯一信じたミリアに裏切られたため、ミリアに対し尋常ではない執着を抱いている。 ・クリフ=アンダーソン カイの前代の元聖騎士団団長。 幼少時にギアに襲われ死に掛けていた所を颯爽と現れた男に救われて以来、 その記憶を糧に戦い続け、ついには一騎当千と謳われるまでに至った戦士。 しかし聖戦終結後の現在はめっきり老け込んで隠居生活を送っている。 今回の参加理由は「若い者に喝を入れるため」。だがジャスティス復活にもうすうす感づいていた様子。 ・アクセル=ロウ 原因不明のタイムスリップ体質により20世紀から飛んできた男。 表面は軽いが他人の死を人一倍嫌う性格。 元の時代に残してきた彼女と再会するために元に戻る手がかりを探している。 大会に参加した理由も何か手がかりが掴めそうな気配がしたため。 ・ミリア=レイジ 聖戦時に孤児となった後、アサシン組織に引き取られた女性。 そこで徹底的に暗殺者としての知識と髪を使う特殊技能(禁呪)を叩き込まれたものの、 そんな生活と自分が嫌だった彼女は、組織の幹部も参加するほどの大掛かりな任務の途中で組織を裏切り逃亡。 それによりザトー含む幹部が軒並み逮捕されてしまったため、現在は制裁を加えようとする組織からの逃亡生活を続けている。 大会の出場理由は組織の主要であるザトーを殺すため。 この10人がメインプレイヤーキャラ。 27 :ギルティギア(PS)・その4:2008/05/07(水) 01 44 10 ID Ht7FRygo0 ○大体の大筋 9人勝ち抜いた後、黒幕である人型ギア・テスタメントが登場。(ザトー、ボルドヘッドをそそのかした謎の男はこいつ) テスタメントは語り始める。 「この大会はジャスティス復活のための、儀式に過ぎない。 オマエ達は、その贄となるために、 人間同士仲良く、闘気と血を、大量に流し合ってくれたわけだ。 ククク……そう、国民も、大会実行委員も、国連の上層部すら、 私の手の中で踊らされていたのさ。 そして、機は熟した。さあ、残るは一人……。 オマエの血をもって、この喜劇に幕を降ろそうじゃないか。」 … そして勝利後、ジャスティス復活を免れたと思い一安心するプレイヤーキャラ(ソル以外ほぼ全員)に向かってテスタメントは勝ち誇る。 「この戦いによる巨力の衝突、私の血……ククク……! 『残る一人』と言ったろう? 贄の対象は、この私とて例外ではないのだよ! これでジャスティスは完全に復活する!! オマエ等、人類は今度こそ、確実に死滅するんだ!!! ハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!」 …短いデモの後、復活するジャスティス。 そしてそれに立ち向かって行くプレイヤーキャラ。 各々思うところはあるものの、自分の意志を貫く為に。 泣きそうなぐらい鬼性能だけど。ジャスティス。 これがだいたい全員共通の流れ。 28 :ギルティギア(PS)・その5:2008/05/07(水) 01 47 49 ID Ht7FRygo0 ○ソル編 (9人倒すところまでは大体みんな同じなので略) この大会の仕組みにはとっくに気づいていたソル。 テスタメントを倒したのち、勝ち誇るテスタメントに向かって言い放つ。 「イチイチうっとうしいことをしてくれやがる。 こっちも始めっから、野郎は消すつもりだったんだよ。 それが俺の役目だからな。」 …激昂するテスタメント。 「『背徳の炎』が……。貴様とて我々と同じギアだろうが!!!――― 29 :ギルティギア(PS)・その5:2008/05/07(水) 01 48 32 ID Ht7FRygo0 ――ソル・ジャスティス撃破後―― ジャスティス「……あの時と……あの時と同じ……。 またしても貴様に敗れるのか……「背徳の炎」よ!」 ソル「この世のギアは、一匹足りとも見逃すわけにはいかねぇからな」 ジ「貴様とて、ギアであろう!その額の刻印こそ、我が同胞の証! 何故……何故、私の命令を聞かぬ!?」 …激闘の末にソルのヘッドギアは壊れ、その下にはジャスティスと同じ、ギアの刻印が浮かぶ。 ソ「何故ってのは、こっちのセリフだ。 テメェの言うことを聞く義理が何処にある」 ジ「私は……壱号……完成型ギアの壱号だ。 全てが完全故に、私だけが……意思を持っていた。 そして……いや、だからこそ、全てのギアを指揮する力を手に入れたのだ! 私の命令は絶対のはずなのだ!!」 ソ「完成型だからだ……。 テメェの後に造られたシリーズは、意思を持ち得ることの無い、ある意味、真の完成型。 だから、テメェの言うことを聞く」 ジ「何……?」 ソ「……プロトタイプがいるとは思わなかったのか?」 ジ「!! ……ククク、そういうことか」 ソ「ギアは、欲望で汚れた、人間達の意志から産まれた。 だから、俺達が存在する限り、また、別の欲望を産む。 今回のテメェの復活も、そんな、下らねぇ意思が実現させた」 ジ「……それで、ギアを……滅ぼすの……か? ギア……ギア・プロジェクト…………何か……懐かしい……な…………遥か……以前…… ……!?…………そうか……そうか…………ククク…… …………ソル……また……語り合おう……3人で……な……」 何かを思い出したようにソルに語りかけるジャスティス。 薄笑いともとれる表情で、孤高のギアは、息を引き取った。 ソ「……ジャスティス……? ……ああ……確かに、まだ絶対に叩いとかなきゃならねぇ野郎がいる。 俺達、ギアの産みの親、野郎だけはな!!」 そう言うと、ソルは血塗られた手を見る様に、自らの手を見つめ、 目の前に横たわる犠牲者の冥福を祈った。 ソル編終 30 :ギルティギア(PS)・その7:2008/05/07(水) 01 50 25 ID Ht7FRygo0 ○カイ編 (略) ソルと同じように大会の仕組みには気付いていたカイ。 しかしテスタメントの真の企みまでは見抜けずジャスティス復活。 自分の信じる正義のため、世界に生きる人類のため、カイはジャスティスに立ち向かう。 31 :ギルティギア(PS)・その8:2008/05/07(水) 01 50 51 ID Ht7FRygo0 ――カイ・ジャスティス撃破後―― ジャスティス「またしても……私は敗れるのか……」 カイ「そうだ!悪しきが滅び逝くは世の常!!」 ジ「悪しき……貴様は、私を悪しきと呼ぶか。 ……しかし、私は、自らを存在させる為に、戦っているに過ぎぬ……」 カ「……その為に人類を滅ぼすなど、そんな道理が通じると思うのか!?」 ジ「………… 見るがいい、この姿を。 人を殺すことのみを目的に、人によって産み出された。……私は兵器だ。 人間にとっては、私の意思、私の心など、問題ではない。 私を利用するか、処分するかの、どちらかしか考えていない。……違うか?」 カ「……そんなことは……」 ジャスティス「現に、こうして、私は彼奴の企みによって復活し…… そして、貴様は、この私を殺しに来ている……。 ……いずれにせよ、人間達が、ワタシを否定していることには、変わりなかろう。 しかし、私は生きなくてはならぬ。自己を否定することだけは、避けねばならぬ。 ……では、私は、何が為に生きる? 私の存在する意義は、人を殺すこと。それは、私に……ギアに定められた、正しい道義……正義だ」 カ「……それは詭弁だ!! 社会の調和と秩序の実現、それこそが神の願いであり、正義であると、私は信じている!! それゆえ、もしも何者かが……人や自然を愛し、平和を望んで止まぬ人々の、 ささやかな幸せすら奪うと言うならば、私は、命を懸けて、彼らを守る!!」 ジ「そうか……。 ならば、私を産み出した男に、会ってみるがいい。 あの男に会ってなお、貴様は、その、自らの信じる正義を語ることができるのか……?」 カ「な……何者だ、そいつは!」 ジ「……ククク……どうやら、滅びの刻が来たようだ……。 だが、覚えておくがいい。私が死んだところで、この世からギアは消えぬ……。 あの男がいる限り……な……」 薄笑いともとれる表情で、孤高のギアは、息を引き取った。 悪と信じて疑わなかったギア。正義と信じて疑わなかった自らの信念。しかしジャスティスの言葉により、カイの心は揺らぐ。 カ「ま、待て! ……くっ……あの男……とは……? 私は……正しいことをしていたのでは……ないのですか……? 神よ……」 カイ編終 32 :ギルティギア(PS)・その9:2008/05/07(水) 01 52 59 ID Ht7FRygo0 ○メイ編 テスタメントの思惑とかそんなもんガン無視で突き進むメイ。 なんかもうジャスティスもついでで倒すメイ。 ――メイ・ジャスティス撃破後―― メイ「僕の勝ちだね!」 ジャスティス「……に、人間が、これ程の力を持つというのか……!? …………!?……まさか、この子供は…………ジャパニーズ!!?」 謎の声「おぉーっとぉ!!それ以上、その口を動かすってんなら 残り少ないオマエの寿命が、光速で終わりを迎えることになるゼ!?」 ジャ「……貴様は……?…………そうか……。 まだ、生き残りがいたとはな……。…………ゴフッ!!」 そう言うと、ジャスティスは息を引き取った。 謎の声「…………忘れるんだ……オレ達のことはナ……」 メイ「この声は……っ!? ジョニィーッ!!!みんなぁ!!」 ジョニー「ヨゥ!!ヨロシクしてたかい!?ベイベェ!」 メイ「逢いたかった!!ずっと逢いたかったよー!!! ……でも……どうして、ここに?」 (容量の都合で分割・続く) 33 :ギルティギア(PS)・その10:2008/05/07(水) 01 53 59 ID Ht7FRygo0 (続き) ジョ「どうしてもこうしてもないゼ! このオレが真面目にオリの内でジッとしてたってのに、 気が付いたら、シャバで凄まじい闘気が発生してっからヨ、 これはコトだっつーんで、慌てて飛び出してきたんだヨ」 メイ「自力で?」 ジョ「オフコース!! オレにかかれば、どんな堅固な警備だろうとケツの穴だゼ(意味不明)!!」 (↑原文のままです) メイ「そ、それじゃ、何で、すぐに出てきてくれなかったのよー!?」 ジョ「悪かった、悪かった。そんなに怒るなヨ、ベイベェ。 ちょっとの間くらい、大人しくしてた方がいいと思っただけだゼ」 (……こいつぁ、警備のネェチャンがゲキマブだったから、なんて言った日にゃあ、殺されかねないナ……) メイ「ところで、ジョニ-?ジャパ……何とかって、何?」 ジョ「……!! ……さ、さあ?オレも良く判んねぇナ? そ、そんなことより、久々のシャバだゼ!御馳走は用意してあんだろうナ!?」 クルー一同「もちろん!!」 結局自力で脱獄してくるジョニー。 X以降と比べてなんだか性格も違う気がするがまあご愛嬌。 メイの出生に関する秘密はここでほんの少しだけ明かされるが、そのストーリーはまだ先。 メイ編終 34 :ギルティギア(PS)・その11:2008/05/07(水) 01 55 02 ID Ht7FRygo0 ○チップ編 (略) 自分の望みのために戦うチップ。だが途中から何かがおかしいことに気付く。 「さて……これでオレの優勝ッて訳だが、 まだ終わりッてコトはなさそうだな。」 『フッ、チンピラの分際で、私の気配を感じ取っていたか。 激戦を勝ち抜いてきただけの、実力はあるようだな。 だが、この大会の目的までは、気付いていないと見える。』 「あァあん?」 …そして復活するジャスティス。 だがチップは怒っていた。 ――チップ・ジャスティス撃破後―― ジャスティス「……何故……私は死なねばならぬのだ……? 私はただ……生き延びるために……闘っているだけに過ぎぬ……。 人間よ……何故、私を殺す……?」 チップ「理由なんざ無ェ! 目の前に気に入らねェ奴が居れば、斬る。……それだけの話だ」 ジ「……ただ、それだけの意思に……私は敗れたのか……? 各々が持つ、生きるための信条……それが正義であると……私は考える。他にどう思われようとも……な……。 そして、貴様にとっては、それが……自らの正義……なのか……?」 チ「正義……?そんなもんは関係無ェ! 師匠の仇討ちの為に出場したはずが、バケモン共に踊らされてた……それが、胸くそ悪いッてんだよ!!」 ジ「……フッ……故人への……想い……か。 兵器である……私には……縁のない……感……情……だ……な……」 そう言うとジャスティスは息を引き取った。 チップは、横たわる、その哀しげな亡骸と、 周りが見えず、ガムシャラに荒れ、それをマフィアに利用されていた頃の自分とを、 重ねて見ていた。そして、この狂戦士もまた、 一時の欲望に踊らされていた自分と、大して変わらなかった、ということを悟ったのだった。 毅(復讐心に囚われるものは、大儀を見失うぞよ) …師匠の仇討ちにばかり気を取られ、一番肝心な志に気付けなかったチップ。 チ「……こんな、チャチな裏方も見破れなかッたとは…… 師匠!!オレは結局、バケモノ一匹の魂も救ッてやれやしなかッた……。 ……チッ!オレも、まだまだ修行が足りねェな!」 チップ編終 35 :ギルティギア(PS)・その12:2008/05/07(水) 01 55 55 ID Ht7FRygo0 ○ボルドヘッド編 テスタメントの企みを知るも相変わらず狂気の中に居続けるDr.ボルドヘッド。 すべての者に診察を、みんな、手術しなければ… ――ボルドヘッド・ジャスティス撃破後―― ボルドヘッド「ふう……厄介な患者さんでしたが、今度こそ、 皆さん、診察完了ですね」 ボルドヘッドの眼鏡に、崩れ落ちるジャスティスの姿が映り込んだ、その時、 「きゅ、救世主だ!!」「凄い奴だ!」 「ありがとう!ありがとう!」「世界は救われたんだぁ!!」 湧き上がる、狂喜乱舞の大歓声!! 突然のジャスティス復活に怯え震えていた観衆の、飾りない喜びの声。 ボ「何と!まだ、こんなに患者が残っていたのですか!? ……仕方ありませんね。病に悩む全ての人を、幸せにすることこそ、医師たるものの至福!! みぃ~んな、手術して、あげましやう!!イーヒヒヒヒヒヒヒ!!!」 しかし、世界を救った英雄とばかりに、心から彼を慕う民衆の歓声は、 在りし日の天才医師、Dr.ボルドヘッドの記憶を、徐々に呼び覚ましていった。 ボ「こ……この声は……私を……呼ぶ声……?」 <……………………><……んせい?><…………ねえ、先生!> <……先生…………私、元気になれるのかな?……そうしたら、私……> 「私……?……私は何をした……?……あの娘に……何を…………私は…………殺した!! メス……注射針……冷たくなっていく……身体…………イ……イヒヒヒヒィ!!」 <先生!!!!> <……先生、もういいの……。自分を……責めないで……。 みんなは、待ってるの。先生のこと、待ってるんだよ……> 「う……? うおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」 ボルドヘッドは苦悩の表情を浮かべ、闇夜へと姿を消していった。 その後……狂気の殺人鬼ボルドヘッドが現れることは、二度と無かった。 ただ、神業の如き腕を持つ、流浪の闇医者の噂が、絶えることなく続いたという。 ボルド編終 36 :ギルティギア(PS)・その13:2008/05/07(水) 01 56 54 ID Ht7FRygo0 ○ポチョムキン編 (略) 友の為にと勝ち進んだポチョムキンの前にテスタメントが現れる。 「 何者だ!!」 『今大会の主催者だよ。 オマエの望みは知っている。……某国の領土だろう? しかし、オマエの本心は、死を覚悟した別の何かだ。……違うか?』 「その通りだ!私はどうなっても構わない!! 我が祖国ツェップに対し、全世界から干渉を掛け、 友たちを助けて欲しいのだ!!」 だがそんなポチョムキンに対し、テスタメントは自分の企みを説く。 『良かろう、貴様の国を破壊するところまでは叶えてやろう。』 『まだ気付かないのか?この大会自体が茶番なのだ。』 『案ずるな、友ともすぐ再会できるだろう、あの世でな。』 …自らの誇りと決死の覚悟を踏みにじられたポチョムキンの心に、怒りの炎がともり始める。 「おのれ……謀りおったなぁぁぁ!!」 そして復活するジャスティス。 しかし友のため、祖国のため、既に死する覚悟を決めているポチョムキンにとって、 相手が誰であろうと問題ではなかった。 37 :ギルティギア(PS)・その14:2008/05/07(水) 01 58 54 ID Ht7FRygo0 ――ポチョムキン・ジャスティス撃破後―― ポチョムキン「か、勝った……。私が……世界を救ったのか……?」 教官「そうだ、よくやった!……と、言いたいところだが、 貴様の任務はまだ終わってはいないハズだ」 今回の任務の直接の命令を下したガブリエル教官。 その細身からは想像も付かぬような格闘術の達人であり、奴隷兵士たちの、ポチョムキンの師。 …そして同時にツェップの主要人物でもある、憎々しい教官。 ポ「教官……?来ていたのか……フン。 見ての通りの有様だ。この期に及んで、まだ任務などと言うつもりか?」 教「その通り! 今の貴様の言うことならば、皆、喜んで協力するハズだからな。 さあ、本来の任務を遂行するのである!」 ポ「っ……貴様という奴はァ!!」 教「但し!攻撃目標を!我等がツェップ皇国へと変更する!」 ポ「な、何!?」 …突然の言葉に混乱するポチョムキン。 何を言っている? そうだ、この任務はいったい何なのだ?教官の目的は…? 教「今大会に、貴様を参加させたのは、 我が国の兵士共のミリタリ・レベルを測る為…… クーデターを起こすに足るか否かを調べる為! これは我が輩の独断である!!」 ポ「……一体、何を……?」 教「そもそも、禁じられた科学文明を残さんと、 夢と理想に燃え、集った我々ではあるが、 軍事国家と成り果てた現体制に批判的なのは、貴様だけではない!」 教官の真意。 こんな所に居た、志を同じくする、こんなにも頼もしい仲間。 ポ「ガ、ガブリエル教官……!」 ガブリエル「さあ!案ずることはない、 縛めを解くがいい!その首輪は、もう爆発などせん! これからは、平和的科学国家ツェップを創る為に、その拳を振るうのだ!! 同志……同志ポチョムキンよ!!!」 ポ「は、はい!!!!!!!!!!!!」 ポチョ編終 38 :ギルティギア(PS)・その15:2008/05/07(水) 02 00 09 ID Ht7FRygo0 ○ザトー編 (略) 8人の出場者、そしてミリアを倒し、優勝の座にこぎつけた。 ようやく自由になれる。 しかしその前に、ザトーに出場を勧めた男、テスタメントが現れる。 「優勝……か。 これで良いのだろう?私は自由なのだな?」 『ああ、よくやった。だが、もう一戦だけ、してもらおうか。』 「貴様は……私に出場を勧めた……。 しかし、選手は全て、倒したはずだが?」 『申し訳ないが、後一人……私と戦ってもらおうか。』 「は、は、話が違うぞ! 」 全てを話すテスタメント。 ザトーは自分が騙されていた事を知り、ちっぽけな怒りを燃やし、怯える。 …死に物狂いでテスタメントを倒すザトー。 「私が……勝ったのか? ふ、ふふ、ふはははは!! そうだ!私が負けることなど無いのだ!!私が世界一なのだぁぁぁ!!」 『ククク……私を倒したことは誉めてやるが、随分と狭い世界なのだな。』 「ハッ、負け犬が!精々そうやって、ホザいているがいい! 今、トドメを刺してくれる!!」 ジャスティス復活失敗の安心による興奮と、ハッタリの自尊心で自分を塗り固める。 しかしテスタメントは語る。 『……愚かな人間を見ること程、愉快なことは無いが…… オマエは格別だな。 この戦いによる巨力の衝突、私の血……ククク……! (略)』 「は、ハッタリを言うな!! 私が世界一なんだ!!我が影技が完全なんだぁ!!」 39 :ギルティギア(PS)・その16:2008/05/07(水) 02 00 31 ID Ht7FRygo0 ――ザトー・ジャスティス撃破後―― ザトー「ふはははははは!!ど、どうだ!! 勝ったぞ!私が世界一なのだ!!はははは!!! 無敵!私は無敵なのだ!!ははははははは!!! …………は?」 ザトーは勝利に酔っていた。陶酔した意識の中、しかし、 自らの影が、慟哭ともとれる歓声を上げていることに気が付いた。 ザ「ば、馬鹿な!これはどういうことだ!? か、影が!登ってくる!? こんな指示はしてはいないぞ!!戻れ!!戻れぇ!!!」 影「……もう遅い。オマエは、俺を使うに過ぎたのだ……。 まあ、ここまで俺を成長させてくれたことには、礼を言っておくがな」 ザ「か、影が……喋る……!?」 影「馬鹿な奴だ。物質的な影などが存在すると、本気で思っていたのか? 増長を極めた軍事技術によって産み出されたのは、何も、奴等、ギアばかりではない 不定の形態と独立した意思を持つ、俺達の様な生命体の創造にも、成功していたのさ」 ザ「何だと!?私は、禁呪を用い、光と引き替えに、 この力を得たのではないのか!?それが……貴様の様な、バケモノだと言うのか!?」 影「……失敬だな。俺達は、人間などより遥かに洗練された生物だ。 そう……確かに俺達は、忌まわしき……禁獣……などと、呼ばれもしたがな!!」 今さら気付く力の真相。 自分の力だと信じて疑わなかった、この影。 ザ「……は?……ははは……そうか……私は……騙され……ははは…… これは、大笑いだ……ははは……は……は…… 嫌だ!死にたくない!!だ……誰かッ!!助けてくれぇ!!」 影「ケケケケケ……安心しろ。殺しはしない。 俺達は、素体を源泉としない代わり、精神の弱い人間の身体が、寄人として必要だからな ただ、これからは、俺が、オマエの身体を自由にするってだけのことさ!!」 ザ「ぐわぁぁぁぁぁ!!!」 影「ケケケケケケケケー!!!」 ザトー編終 40 :ギルティギア(PS)・その17:2008/05/07(水) 02 01 12 ID Ht7FRygo0 ○クリフ編 (略) 楽勝とばかりに勝ち進むクリフの前に突如現れる、見覚えのある顔。 『老体のくせに良くやってくれた。』 「お、御主は!!」 『覚えていてくれたか。40年振りかな?』 「テスタメント!……確かにトドメを刺したはずじゃ!」 『あの時、私はまだ、中級程度のギアだったからな。 今の私の力を、見たくはないか?』 どこか面識のあるような2人の会話。 テスタメントの話す計画に、クリフは嘆き悲しむ。 「っ……この、タワケが!!」 … 「……また……ワシの勝ちじゃな……。」 『いや、今回こそは、私の勝ちだ!』 「何じゃと!? 」 『(略)』 「自らを犠牲にしてまで……!!全て……ワシの責任じゃな……」 …悲しむクリフ。 それを見た、死に行くテスタメントに、人間だったころの記憶が蘇る。 『よしてくれ……私が見たいのは、アンタの喜ぶ顔……だ…… 義父……さ……ん……ククク……。』 「……特兵に志願したばかりに……!! ……安心せい。ワシも後からイクじゃろう。 だが、その前に、やらねばならんことがある様じゃ。」 41 :ギルティギア(PS)・その18:2008/05/07(水) 02 01 53 ID Ht7FRygo0 ――クリフ・ジャスティス撃破後―― クリフ「どやら、ケリが着いた様じゃな、ジャスティスよ」 ジャスティス「何故だ……その老体の何処に、私を倒すだけの力が、在ると言うのだ?」 ク「……これはケジメじゃよ。 息子のしでかした、コトの責任は親がとる。……当然のことじゃろう?」 ジ「息子……だと? ……テスタメント……あのギアは、貴様の息子……だったのか?」 ク「義理の息子じゃがな。 ……彼奴は、動物や自然の好きな、それは優しい子じゃった。争い事など、人一倍嫌っていたのに、 ワシの……あんな思い出の為に……ワシなんぞを喜ばそうと、特兵に志願しおって…… それきり、あの、やさしい息子は……帰っては……来んかった……」 人間だったころのテスタメント。 心優しいクリフの息子。 クリフの憧れた、あの戦士、父の子供のころの思い出を、もう一度父に思い出させてあげたい。 そう想って特兵に志願した。 …そして、ギアに改造された。 ジ「……そうか。 奴は、私の命こそ守ってはいたが、私以外の何かの為に……動いていたことには、気付いていた。 親への、貴様への想い…………愛情……が、こんな形で残っていたのか……。 私こそ、奴に踊らされていた……のかも……知れん……。 私の……力に……制限が……掛かって……いたことの……訳が……やっと……判っ……た……」 ジャスティスは、そう言い、崩れ落ちた。 ク「……済まんかったの……ジャスティスよ……。 ……これでワシの役目も終わったかの……。 いやはや、しかし……少し、張り切りすぎた様じゃ。 眠くなって……きた……わい……」 クリフ編終 42 :ギルティギア(PS)・その19:2008/05/07(水) 02 02 36 ID Ht7FRygo0 ○アクセル編 全ては元の時代に帰るため、と奮闘し優勝したアクセル。 そんなアクセルの前にテスタメントが現れネタばらし。 突然のジャスティス復活を前にアクセルはぼやく。 「笑えねぇよ、バカ。」 ――アクセル・ジャスティス撃破後―― ジャスティス「グアアアアアアァァァァァァァ!!」 アクセル「……え……え、え?お、俺の勝ち、なの? 無我夢中で、良く判らなかったけど…………俺……世界を救っちゃったんだよね?」 自分でも信じられぬ程の偉業を果たしたにも関わらず、 しかし、アクセルの心中は、決して明るいものではなかった。 ア(……取り敢えず、まだ命があるのは、スゲ-、一安心だけどねぇ……。 ……結局、また、元の時代に戻る手掛かりは、掴めず終いか…… 彼奴等、今頃、何やってんのかなぁ……。俺が居なくても、仲良くやってんのかなぁ……) 元の時代の仲間達を思い浮かべ、傷心極まるアクセル。 しかし、次の瞬間、 「きゅ、救世主だ!!」「凄い奴だ!」 「ありがとう!ありがとう!」「世界は救われたんだぁ!!」 沸き上がる、狂喜乱舞の大歓声!! ア「こ、これは……!?」 (……そうか。いつまでも、ウジウジしてたってしょうがねぇよな。 この時代だって捨てたモンじゃない。それに……俺には、こいつらがいる!! 帰る方法なんて、いつだって、いくらでも、探せるってモンよ!! そうと決めたら……よーし!!) 「イヤッホーッ!!皆の衆!!」 アクセルが皆に駆け寄ろうとした、その時……、 ア「あ、あれ?この感触はっ……!?まさか!? …………あ~れ~!!!!」 アクセルはまた、何処の時代へと、旅立った。 アクセル編終 43 :ギルティギア(PS)・その20:2008/05/07(水) 02 04 24 ID Ht7FRygo0 ○ミリア編 (略) 全てに打ち勝ち優勝したミリア。 しかしザトーを倒すという目的は既に果たしたミリアは、 テスタメントの企みにも笑みを浮かべつつどこか感慨無げにつぶやく。 「…自由はお預けのようね。 ……さて、乗りかかった船、ってガラじゃないんだけどね……。」 ――ミリア・ジャスティス撃破後―― 数ヶ月後……。 自由と栄誉を手に入れたはずのミリアだったが、未だに逃亡生活は続いていた。 ミリア「はぁ、はぁ……ここまで来れば、彼奴も追っては来ないでしょ」 追手「ミリアさん?」 ミリア(見つかった!!) ファンの男「あ、やっぱりミリアさんだ!! あ、あの大会での、ミリアさんの闘い振り、本当に、凄く感動したんですよ!! 憧れたんです!!き、今日こそ弟子にして下さい!!」 栄光故の逃亡であった。 (容量の都合で分割・続く) 44 :ギルティギア(PS)・その20:2008/05/07(水) 02 04 45 ID Ht7FRygo0 (続き) ミリア「わ、私は人にモノを教えられるようなガラじゃないと言ったでしょ? 大体、髪を使って攻撃する女なんて、気持ち悪いだけじゃない! 何だって、そんなに熱心に私を追い回すの!?」 ファンの男「気持ち悪いだなんて、そんな!?とってもチャーミングですよ!! ほ、惚れました!!!」 ミリア「な!?……ば、馬鹿じゃないの!?貴方!」 ファンの男「本気っス!!」 幼少の頃から、暗殺術だけを学んで育ってきたミリアにとって、 初めて受ける愛の告白は、余りにも衝撃的だった。 ミリア「あ、あ…………アッ!?後ろでジャスティスが復活してる!」 ファンの男「えぇえ!?」 バサッ ミリアは、羽織っていたマントを男に被せ、彼の視界から姿を消した。 ファンの男「わぁ!また逃げられた!! ……僕ァ諦めませんよ!!ミリアさーん!!!」 男の声を背に、まだまだ続きそうな、自分の逃亡生活を呪うミリアだったが、 その面影に、もはや闇は無かった。 ミリア編終 45 :ギルティギア(PS)・その22:2008/05/07(水) 02 06 41 ID Ht7FRygo0 ○補足1 ボスキャラ説明 ・テスタメント ジャスティス復活を謀った人型ギア。 クリフの養子であったが、孤児であった自分を育ててくれた父に恩返しをしようと特兵に志願した先でギアに改造される。 元々は他人想いの優しい青年であったが、ギアに改造された際にその人格の全てを失ってしまった。 聖戦時に一度クリフに殺されているが、ちょっとぐらい外傷で死んだ程度なら蘇れるのか、復活を果たしている。 余談だが、ギアに改造された際に「人間を超越した者」という意味で両性具有にされたという話もある。(不確定) ・ジャスティス 史上最凶と恐れられた最強のギア。 人類に宣戦布告をした理由、その出自等、一切が不明。 ソルとのエンディングにおいて何か関わりのあるような言葉を遺す。 素体は女性らしい。 ・梅喧 ソルかカイでノーコンティニュークリアすると参戦する隠しボス。 隻眼隻腕のジャパニーズ。 この頃はX以降と違い特にストーリーは無い。 ○補足2 まだ子供だったクリフを助けた男の正体はソル。 既に一世紀半以上生きているためにクリフの記憶の中の姿とほとんど外見の変化は無いと思われ、 クリフがソルを聖騎士団にスカウトしたのもその記憶が大きいのではないかと思われる。 ○補足3 ソルの本名はフレデリック。 ソルとカイの持つ神器を製作したのはフレデリックという科学者。 つまりソル。
https://w.atwiki.jp/wiicheat/pages/69.html
RG2JJF GUILTY GEAR XX ΛCORE -ACCENT CORE- Infinite HP (1P Only) [ZiT] C21308D8 00000004 2C070000 4182000C B07C001E 4800000C 386001A4 B07C001E 60000000 00000000 If SCORE Increase, MAX [ZiT] 040EE99C 900500A8 TIME,doesn t Decrease [ZiT] 040E3830 60000000 TIME,doesn t Increase [ZiT] 0412D7C4 907D0048
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/362.html
GUILTY GEAR part39-24~45 24 :ギルティギア(PS)・その1:2008/05/07(水) 01 41 11 ID Ht7FRygo0 前スレで依頼があったのでまとめ ----------------------------------------------------------------------------------- (基本ストーリー:説明書や公式ページから転載) .....人類は、科学から離れた超自然的な力を手に入れた。 22世紀―― 人類は、無限のエネルギーを生産する超自然的な制御法の理論化に成功した。 ……魔法文化の幕開けである。 もはや旧テクノロジとなった科学は、環境破壊と殺戮兵器制御の観点から、 全世界的な禁止事項となり、人類は一切の科学的作業の停止を宣言した。 ここに、ひとつの歴史が終わりを告げるのである。 しかし、人類同士の紛争は止まることなく続き、 魔法理論に基づく殺傷行為は熾烈を極めた。 そしてついに人類は、命を持った禁断の兵器を生み出してしまったのである。 動物やその他の生命を素材とした、強靭な生命と攻撃力とを備える、異形の生物兵器… 「GEAR」の誕生。 某先進国は「GEAR」の市場を独占し他国を制圧しようとした。 しかし、本来従順であったはずのこの兵器の中から、ある日 ひときわ強力な戦闘能力と確固たる意志を持った一体が出現する。 それは、自らを「ジャスティス」を名乗り、種の存在意義を唱え、 全世界の「GEAR」を従えて人類に宣戦を布告した。 対して人類は急遽団結、対GEAR組織「聖騎士団」を結成。 ここに人類対GEARの戦い「聖戦」の火蓋が切って落とされたのである。 .......大戦は、百年の長きに渡った。 しかし幾多の壮絶な戦いの末、ジャスティスは「次元牢」深くへと封印された。 そして司令塔を失ったGEARたちはなす術もなく次々と駆逐されていった。 こうして人類は勝利を収め、再び平穏な日々を取り戻したかに思えた。 …しかし、その平穏が束の間であることに、気付いている者たちもいた。 数年後の悪夢を予測する、ほんのわずかの者たちが。 …聖戦終結から5年後、封印結壊の疲労からか、 ジャスティス復活を懸念される妖気が世界を包んだ。 事態を重く見た国際連合は「第二次聖騎士団」の結団に向け、人員選考の為、 世界規模の武道大会の開催を決定した。 強者を切望するあまりか、優勝者には如何なる望みのものでも与えられることが約束されていた。 しかし、その大会の内容は、罪人の出場、ついには試合中の殺人を認めるといった過酷なものであった..... ※補足 要するに他のゲームでは「謎の力」として扱われるような魔法が理論化され科学化した世界が舞台 後のシリーズでは専ら「法力」と呼ばれています 登場キャラがみんなやたらと二段ジャンプしたり空中ダッシュしたりするのはこの設定が基本だからと思われる この世界では従来の機械工学とかそういった科学はタブー扱いされています 25 :ギルティギア(PS)・その2:2008/05/07(水) 01 42 17 ID Ht7FRygo0 ○キャラ説明(その1) ・ソル=バッドガイ 野放しになっているギアその他賞金首を狩って暮らしている一匹狼の賞金稼ぎ。 ギアの破壊を執拗に求める。 ジャスティス復活の気配を読み取り大会に参加する。 元聖騎士団員だが、糞真面目なカイと騎士団に嫌気が差して離脱。 手に持っている武器、神器「封炎剣」もその時に強奪したもの。 ・カイ=キスク 元聖騎士団団長。 幼少時に聖戦により家族を失い、その後聖騎士団に拾われ青春のほとんどを戦争の中で過ごした。 剣術と法力の天才、さらに性格も良く実直で、人間として出来過ぎているぐらいの真面目人間。 しかしそのためにだいぶ視野が狭く、あまり柔軟な考えが出来ない。 正義感が強すぎるあまりに、正義というものをなかば盲目的に信じている。 ソルをライバル視している。 聖戦後は警察機構の一員として過ごしていたが、今回ソルと同じくジャスティスの気配を感じ参加。 ・メイ 聖戦時に孤児となり、その後「ジェリーフィッシュ快賊団」に拾われた少女。 怪力。 リーダーである「ジョニー」が捕まってしまったため、釈放を望んで大会に出場。 ・チップ=ザナフ 元ドラッグ中毒者のアメリカ人忍者。 ドラッグ中毒から救ってくれさらに生きるための技を教えてくれた毅という名の日本人にたいへん恩義を感じており、 アサシン組織に殺されてしまった師匠(毅)の復讐にと大会に参加。 また、師匠の遺志を継ぎ、弱者にも救いの手を差し伸べられるようになろうと、大統領の地位も望んでいる。 ただし元々が短気で暴力的な性格のためにあまり勝利台詞等からはその意思を感じ取ることは出来ない。 ・Dr.ボルドヘッド 技量においても患者を想う心においても世界最高の名医とまで言われた外科医。 だがある時、するはずの無いようなミスにより手術に失敗。 助かるはずだった少女を死なせてしまったショックにより気がふれ、狂気の殺人鬼と化してしまった。 メイ戦後の勝利台詞においては少しだけ、善良だった時の意識が垣間見える。 ちなみに手術のミスは彼を妬んだ同僚の策略とされている。 今回の大会には、捕まって投獄中だったところを謎の男にそそのかされて出場することになる。 26 :ギルティギア(PS)・その3:2008/05/07(水) 01 43 01 ID Ht7FRygo0 ○キャラ説明(その2) ・ポチョムキン 聖戦末期のごたごたに乗じて誕生した、タブーとされているはずの科学を復興させた浮遊国ツェップ。 ポチョムキンはそこの奴隷兵士であり、異常なまでに発達した体格を見込まれ、 「大会に勝利し無血で他国の領土を奪う」という名目で半ば強制的に大会に参加させられた。 その見た目に反し誇り高く優しい人間で、友の自由と国の平和を望もうと教官のその命令に乗る。 ・ザトー=ONE ミリアの裏切りにより投獄されているアサシン組織の長。 謎の男に「ミリアに復讐したくはないか?」と持ちかけられ大会に参加。 昔はそのへんに居るようなただのチンピラだったが、ある時禁呪と呼ばれる違法な法術を使い、 視力と引き換えに周囲の気配を察知する能力と影を操る力を手に入れ、アサシン組織の長にまで上り詰めた。 尊大で冷酷な性格を装ってはいるがその実は小心の臆病者。禁呪を使用したのも無力な自分が嫌だったため。 疑心の人生の中で唯一信じたミリアに裏切られたため、ミリアに対し尋常ではない執着を抱いている。 ・クリフ=アンダーソン カイの前代の元聖騎士団団長。 幼少時にギアに襲われ死に掛けていた所を颯爽と現れた男に救われて以来、 その記憶を糧に戦い続け、ついには一騎当千と謳われるまでに至った戦士。 しかし聖戦終結後の現在はめっきり老け込んで隠居生活を送っている。 今回の参加理由は「若い者に喝を入れるため」。だがジャスティス復活にもうすうす感づいていた様子。 ・アクセル=ロウ 原因不明のタイムスリップ体質により20世紀から飛んできた男。 表面は軽いが他人の死を人一倍嫌う性格。 元の時代に残してきた彼女と再会するために元に戻る手がかりを探している。 大会に参加した理由も何か手がかりが掴めそうな気配がしたため。 ・ミリア=レイジ 聖戦時に孤児となった後、アサシン組織に引き取られた女性。 そこで徹底的に暗殺者としての知識と髪を使う特殊技能(禁呪)を叩き込まれたものの、 そんな生活と自分が嫌だった彼女は、組織の幹部も参加するほどの大掛かりな任務の途中で組織を裏切り逃亡。 それによりザトー含む幹部が軒並み逮捕されてしまったため、現在は制裁を加えようとする組織からの逃亡生活を続けている。 大会の出場理由は組織の主要であるザトーを殺すため。 この10人がメインプレイヤーキャラ。 27 :ギルティギア(PS)・その4:2008/05/07(水) 01 44 10 ID Ht7FRygo0 ○大体の大筋 9人勝ち抜いた後、黒幕である人型ギア・テスタメントが登場。(ザトー、ボルドヘッドをそそのかした謎の男はこいつ) テスタメントは語り始める。 「この大会はジャスティス復活のための、儀式に過ぎない。 オマエ達は、その贄となるために、 人間同士仲良く、闘気と血を、大量に流し合ってくれたわけだ。 ククク……そう、国民も、大会実行委員も、国連の上層部すら、 私の手の中で踊らされていたのさ。 そして、機は熟した。さあ、残るは一人……。 オマエの血をもって、この喜劇に幕を降ろそうじゃないか。」 … そして勝利後、ジャスティス復活を免れたと思い一安心するプレイヤーキャラ(ソル以外ほぼ全員)に向かってテスタメントは勝ち誇る。 「この戦いによる巨力の衝突、私の血……ククク……! 『残る一人』と言ったろう? 贄の対象は、この私とて例外ではないのだよ! これでジャスティスは完全に復活する!! オマエ等、人類は今度こそ、確実に死滅するんだ!!! ハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!」 …短いデモの後、復活するジャスティス。 そしてそれに立ち向かって行くプレイヤーキャラ。 各々思うところはあるものの、自分の意志を貫く為に。 泣きそうなぐらい鬼性能だけど。ジャスティス。 これがだいたい全員共通の流れ。 28 :ギルティギア(PS)・その5:2008/05/07(水) 01 47 49 ID Ht7FRygo0 ○ソル編 (9人倒すところまでは大体みんな同じなので略) この大会の仕組みにはとっくに気づいていたソル。 テスタメントを倒したのち、勝ち誇るテスタメントに向かって言い放つ。 「イチイチうっとうしいことをしてくれやがる。 こっちも始めっから、野郎は消すつもりだったんだよ。 それが俺の役目だからな。」 …激昂するテスタメント。 「『背徳の炎』が……。貴様とて我々と同じギアだろうが!!!――― 29 :ギルティギア(PS)・その5:2008/05/07(水) 01 48 32 ID Ht7FRygo0 ――ソル・ジャスティス撃破後―― ジャスティス「……あの時と……あの時と同じ……。 またしても貴様に敗れるのか……「背徳の炎」よ!」 ソル「この世のギアは、一匹足りとも見逃すわけにはいかねぇからな」 ジ「貴様とて、ギアであろう!その額の刻印こそ、我が同胞の証! 何故……何故、私の命令を聞かぬ!?」 …激闘の末にソルのヘッドギアは壊れ、その下にはジャスティスと同じ、ギアの刻印が浮かぶ。 ソ「何故ってのは、こっちのセリフだ。 テメェの言うことを聞く義理が何処にある」 ジ「私は……壱号……完成型ギアの壱号だ。 全てが完全故に、私だけが……意思を持っていた。 そして……いや、だからこそ、全てのギアを指揮する力を手に入れたのだ! 私の命令は絶対のはずなのだ!!」 ソ「完成型だからだ……。 テメェの後に造られたシリーズは、意思を持ち得ることの無い、ある意味、真の完成型。 だから、テメェの言うことを聞く」 ジ「何……?」 ソ「……プロトタイプがいるとは思わなかったのか?」 ジ「!! ……ククク、そういうことか」 ソ「ギアは、欲望で汚れた、人間達の意志から産まれた。 だから、俺達が存在する限り、また、別の欲望を産む。 今回のテメェの復活も、そんな、下らねぇ意思が実現させた」 ジ「……それで、ギアを……滅ぼすの……か? ギア……ギア・プロジェクト…………何か……懐かしい……な…………遥か……以前…… ……!?…………そうか……そうか…………ククク…… …………ソル……また……語り合おう……3人で……な……」 何かを思い出したようにソルに語りかけるジャスティス。 薄笑いともとれる表情で、孤高のギアは、息を引き取った。 ソ「……ジャスティス……? ……ああ……確かに、まだ絶対に叩いとかなきゃならねぇ野郎がいる。 俺達、ギアの産みの親、野郎だけはな!!」 そう言うと、ソルは血塗られた手を見る様に、自らの手を見つめ、 目の前に横たわる犠牲者の冥福を祈った。 ソル編終 30 :ギルティギア(PS)・その7:2008/05/07(水) 01 50 25 ID Ht7FRygo0 ○カイ編 (略) ソルと同じように大会の仕組みには気付いていたカイ。 しかしテスタメントの真の企みまでは見抜けずジャスティス復活。 自分の信じる正義のため、世界に生きる人類のため、カイはジャスティスに立ち向かう。 31 :ギルティギア(PS)・その8:2008/05/07(水) 01 50 51 ID Ht7FRygo0 ――カイ・ジャスティス撃破後―― ジャスティス「またしても……私は敗れるのか……」 カイ「そうだ!悪しきが滅び逝くは世の常!!」 ジ「悪しき……貴様は、私を悪しきと呼ぶか。 ……しかし、私は、自らを存在させる為に、戦っているに過ぎぬ……」 カ「……その為に人類を滅ぼすなど、そんな道理が通じると思うのか!?」 ジ「………… 見るがいい、この姿を。 人を殺すことのみを目的に、人によって産み出された。……私は兵器だ。 人間にとっては、私の意思、私の心など、問題ではない。 私を利用するか、処分するかの、どちらかしか考えていない。……違うか?」 カ「……そんなことは……」 ジャスティス「現に、こうして、私は彼奴の企みによって復活し…… そして、貴様は、この私を殺しに来ている……。 ……いずれにせよ、人間達が、ワタシを否定していることには、変わりなかろう。 しかし、私は生きなくてはならぬ。自己を否定することだけは、避けねばならぬ。 ……では、私は、何が為に生きる? 私の存在する意義は、人を殺すこと。それは、私に……ギアに定められた、正しい道義……正義だ」 カ「……それは詭弁だ!! 社会の調和と秩序の実現、それこそが神の願いであり、正義であると、私は信じている!! それゆえ、もしも何者かが……人や自然を愛し、平和を望んで止まぬ人々の、 ささやかな幸せすら奪うと言うならば、私は、命を懸けて、彼らを守る!!」 ジ「そうか……。 ならば、私を産み出した男に、会ってみるがいい。 あの男に会ってなお、貴様は、その、自らの信じる正義を語ることができるのか……?」 カ「な……何者だ、そいつは!」 ジ「……ククク……どうやら、滅びの刻が来たようだ……。 だが、覚えておくがいい。私が死んだところで、この世からギアは消えぬ……。 あの男がいる限り……な……」 薄笑いともとれる表情で、孤高のギアは、息を引き取った。 悪と信じて疑わなかったギア。正義と信じて疑わなかった自らの信念。しかしジャスティスの言葉により、カイの心は揺らぐ。 カ「ま、待て! ……くっ……あの男……とは……? 私は……正しいことをしていたのでは……ないのですか……? 神よ……」 カイ編終 32 :ギルティギア(PS)・その9:2008/05/07(水) 01 52 59 ID Ht7FRygo0 ○メイ編 テスタメントの思惑とかそんなもんガン無視で突き進むメイ。 なんかもうジャスティスもついでで倒すメイ。 ――メイ・ジャスティス撃破後―― メイ「僕の勝ちだね!」 ジャスティス「……に、人間が、これ程の力を持つというのか……!? …………!?……まさか、この子供は…………ジャパニーズ!!?」 謎の声「おぉーっとぉ!!それ以上、その口を動かすってんなら 残り少ないオマエの寿命が、光速で終わりを迎えることになるゼ!?」 ジャ「……貴様は……?…………そうか……。 まだ、生き残りがいたとはな……。…………ゴフッ!!」 そう言うと、ジャスティスは息を引き取った。 謎の声「…………忘れるんだ……オレ達のことはナ……」 メイ「この声は……っ!? ジョニィーッ!!!みんなぁ!!」 ジョニー「ヨゥ!!ヨロシクしてたかい!?ベイベェ!」 メイ「逢いたかった!!ずっと逢いたかったよー!!! ……でも……どうして、ここに?」 (容量の都合で分割・続く) 33 :ギルティギア(PS)・その10:2008/05/07(水) 01 53 59 ID Ht7FRygo0 (続き) ジョ「どうしてもこうしてもないゼ! このオレが真面目にオリの内でジッとしてたってのに、 気が付いたら、シャバで凄まじい闘気が発生してっからヨ、 これはコトだっつーんで、慌てて飛び出してきたんだヨ」 メイ「自力で?」 ジョ「オフコース!! オレにかかれば、どんな堅固な警備だろうとケツの穴だゼ(意味不明)!!」 (↑原文のままです) メイ「そ、それじゃ、何で、すぐに出てきてくれなかったのよー!?」 ジョ「悪かった、悪かった。そんなに怒るなヨ、ベイベェ。 ちょっとの間くらい、大人しくしてた方がいいと思っただけだゼ」 (……こいつぁ、警備のネェチャンがゲキマブだったから、なんて言った日にゃあ、殺されかねないナ……) メイ「ところで、ジョニ-?ジャパ……何とかって、何?」 ジョ「……!! ……さ、さあ?オレも良く判んねぇナ? そ、そんなことより、久々のシャバだゼ!御馳走は用意してあんだろうナ!?」 クルー一同「もちろん!!」 結局自力で脱獄してくるジョニー。 X以降と比べてなんだか性格も違う気がするがまあご愛嬌。 メイの出生に関する秘密はここでほんの少しだけ明かされるが、そのストーリーはまだ先。 メイ編終 34 :ギルティギア(PS)・その11:2008/05/07(水) 01 55 02 ID Ht7FRygo0 ○チップ編 (略) 自分の望みのために戦うチップ。だが途中から何かがおかしいことに気付く。 「さて……これでオレの優勝ッて訳だが、 まだ終わりッてコトはなさそうだな。」 『フッ、チンピラの分際で、私の気配を感じ取っていたか。 激戦を勝ち抜いてきただけの、実力はあるようだな。 だが、この大会の目的までは、気付いていないと見える。』 「あァあん?」 …そして復活するジャスティス。 だがチップは怒っていた。 ――チップ・ジャスティス撃破後―― ジャスティス「……何故……私は死なねばならぬのだ……? 私はただ……生き延びるために……闘っているだけに過ぎぬ……。 人間よ……何故、私を殺す……?」 チップ「理由なんざ無ェ! 目の前に気に入らねェ奴が居れば、斬る。……それだけの話だ」 ジ「……ただ、それだけの意思に……私は敗れたのか……? 各々が持つ、生きるための信条……それが正義であると……私は考える。他にどう思われようとも……な……。 そして、貴様にとっては、それが……自らの正義……なのか……?」 チ「正義……?そんなもんは関係無ェ! 師匠の仇討ちの為に出場したはずが、バケモン共に踊らされてた……それが、胸くそ悪いッてんだよ!!」 ジ「……フッ……故人への……想い……か。 兵器である……私には……縁のない……感……情……だ……な……」 そう言うとジャスティスは息を引き取った。 チップは、横たわる、その哀しげな亡骸と、 周りが見えず、ガムシャラに荒れ、それをマフィアに利用されていた頃の自分とを、 重ねて見ていた。そして、この狂戦士もまた、 一時の欲望に踊らされていた自分と、大して変わらなかった、ということを悟ったのだった。 毅(復讐心に囚われるものは、大儀を見失うぞよ) …師匠の仇討ちにばかり気を取られ、一番肝心な志に気付けなかったチップ。 チ「……こんな、チャチな裏方も見破れなかッたとは…… 師匠!!オレは結局、バケモノ一匹の魂も救ッてやれやしなかッた……。 ……チッ!オレも、まだまだ修行が足りねェな!」 チップ編終 35 :ギルティギア(PS)・その12:2008/05/07(水) 01 55 55 ID Ht7FRygo0 ○ボルドヘッド編 テスタメントの企みを知るも相変わらず狂気の中に居続けるDr.ボルドヘッド。 すべての者に診察を、みんな、手術しなければ… ――ボルドヘッド・ジャスティス撃破後―― ボルドヘッド「ふう……厄介な患者さんでしたが、今度こそ、 皆さん、診察完了ですね」 ボルドヘッドの眼鏡に、崩れ落ちるジャスティスの姿が映り込んだ、その時、 「きゅ、救世主だ!!」「凄い奴だ!」 「ありがとう!ありがとう!」「世界は救われたんだぁ!!」 湧き上がる、狂喜乱舞の大歓声!! 突然のジャスティス復活に怯え震えていた観衆の、飾りない喜びの声。 ボ「何と!まだ、こんなに患者が残っていたのですか!? ……仕方ありませんね。病に悩む全ての人を、幸せにすることこそ、医師たるものの至福!! みぃ~んな、手術して、あげましやう!!イーヒヒヒヒヒヒヒ!!!」 しかし、世界を救った英雄とばかりに、心から彼を慕う民衆の歓声は、 在りし日の天才医師、Dr.ボルドヘッドの記憶を、徐々に呼び覚ましていった。 ボ「こ……この声は……私を……呼ぶ声……?」 <……………………><……んせい?><…………ねえ、先生!> <……先生…………私、元気になれるのかな?……そうしたら、私……> 「私……?……私は何をした……?……あの娘に……何を…………私は…………殺した!! メス……注射針……冷たくなっていく……身体…………イ……イヒヒヒヒィ!!」 <先生!!!!> <……先生、もういいの……。自分を……責めないで……。 みんなは、待ってるの。先生のこと、待ってるんだよ……> 「う……? うおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」 ボルドヘッドは苦悩の表情を浮かべ、闇夜へと姿を消していった。 その後……狂気の殺人鬼ボルドヘッドが現れることは、二度と無かった。 ただ、神業の如き腕を持つ、流浪の闇医者の噂が、絶えることなく続いたという。 ボルド編終 36 :ギルティギア(PS)・その13:2008/05/07(水) 01 56 54 ID Ht7FRygo0 ○ポチョムキン編 (略) 友の為にと勝ち進んだポチョムキンの前にテスタメントが現れる。 「 何者だ!!」 『今大会の主催者だよ。 オマエの望みは知っている。……某国の領土だろう? しかし、オマエの本心は、死を覚悟した別の何かだ。……違うか?』 「その通りだ!私はどうなっても構わない!! 我が祖国ツェップに対し、全世界から干渉を掛け、 友たちを助けて欲しいのだ!!」 だがそんなポチョムキンに対し、テスタメントは自分の企みを説く。 『良かろう、貴様の国を破壊するところまでは叶えてやろう。』 『まだ気付かないのか?この大会自体が茶番なのだ。』 『案ずるな、友ともすぐ再会できるだろう、あの世でな。』 …自らの誇りと決死の覚悟を踏みにじられたポチョムキンの心に、怒りの炎がともり始める。 「おのれ……謀りおったなぁぁぁ!!」 そして復活するジャスティス。 しかし友のため、祖国のため、既に死する覚悟を決めているポチョムキンにとって、 相手が誰であろうと問題ではなかった。 37 :ギルティギア(PS)・その14:2008/05/07(水) 01 58 54 ID Ht7FRygo0 ――ポチョムキン・ジャスティス撃破後―― ポチョムキン「か、勝った……。私が……世界を救ったのか……?」 教官「そうだ、よくやった!……と、言いたいところだが、 貴様の任務はまだ終わってはいないハズだ」 今回の任務の直接の命令を下したガブリエル教官。 その細身からは想像も付かぬような格闘術の達人であり、奴隷兵士たちの、ポチョムキンの師。 …そして同時にツェップの主要人物でもある、憎々しい教官。 ポ「教官……?来ていたのか……フン。 見ての通りの有様だ。この期に及んで、まだ任務などと言うつもりか?」 教「その通り! 今の貴様の言うことならば、皆、喜んで協力するハズだからな。 さあ、本来の任務を遂行するのである!」 ポ「っ……貴様という奴はァ!!」 教「但し!攻撃目標を!我等がツェップ皇国へと変更する!」 ポ「な、何!?」 …突然の言葉に混乱するポチョムキン。 何を言っている? そうだ、この任務はいったい何なのだ?教官の目的は…? 教「今大会に、貴様を参加させたのは、 我が国の兵士共のミリタリ・レベルを測る為…… クーデターを起こすに足るか否かを調べる為! これは我が輩の独断である!!」 ポ「……一体、何を……?」 教「そもそも、禁じられた科学文明を残さんと、 夢と理想に燃え、集った我々ではあるが、 軍事国家と成り果てた現体制に批判的なのは、貴様だけではない!」 教官の真意。 こんな所に居た、志を同じくする、こんなにも頼もしい仲間。 ポ「ガ、ガブリエル教官……!」 ガブリエル「さあ!案ずることはない、 縛めを解くがいい!その首輪は、もう爆発などせん! これからは、平和的科学国家ツェップを創る為に、その拳を振るうのだ!! 同志……同志ポチョムキンよ!!!」 ポ「は、はい!!!!!!!!!!!!」 ポチョ編終 38 :ギルティギア(PS)・その15:2008/05/07(水) 02 00 09 ID Ht7FRygo0 ○ザトー編 (略) 8人の出場者、そしてミリアを倒し、優勝の座にこぎつけた。 ようやく自由になれる。 しかしその前に、ザトーに出場を勧めた男、テスタメントが現れる。 「優勝……か。 これで良いのだろう?私は自由なのだな?」 『ああ、よくやった。だが、もう一戦だけ、してもらおうか。』 「貴様は……私に出場を勧めた……。 しかし、選手は全て、倒したはずだが?」 『申し訳ないが、後一人……私と戦ってもらおうか。』 「は、は、話が違うぞ! 」 全てを話すテスタメント。 ザトーは自分が騙されていた事を知り、ちっぽけな怒りを燃やし、怯える。 …死に物狂いでテスタメントを倒すザトー。 「私が……勝ったのか? ふ、ふふ、ふはははは!! そうだ!私が負けることなど無いのだ!!私が世界一なのだぁぁぁ!!」 『ククク……私を倒したことは誉めてやるが、随分と狭い世界なのだな。』 「ハッ、負け犬が!精々そうやって、ホザいているがいい! 今、トドメを刺してくれる!!」 ジャスティス復活失敗の安心による興奮と、ハッタリの自尊心で自分を塗り固める。 しかしテスタメントは語る。 『……愚かな人間を見ること程、愉快なことは無いが…… オマエは格別だな。 この戦いによる巨力の衝突、私の血……ククク……! (略)』 「は、ハッタリを言うな!! 私が世界一なんだ!!我が影技が完全なんだぁ!!」 39 :ギルティギア(PS)・その16:2008/05/07(水) 02 00 31 ID Ht7FRygo0 ――ザトー・ジャスティス撃破後―― ザトー「ふはははははは!!ど、どうだ!! 勝ったぞ!私が世界一なのだ!!はははは!!! 無敵!私は無敵なのだ!!ははははははは!!! …………は?」 ザトーは勝利に酔っていた。陶酔した意識の中、しかし、 自らの影が、慟哭ともとれる歓声を上げていることに気が付いた。 ザ「ば、馬鹿な!これはどういうことだ!? か、影が!登ってくる!? こんな指示はしてはいないぞ!!戻れ!!戻れぇ!!!」 影「……もう遅い。オマエは、俺を使うに過ぎたのだ……。 まあ、ここまで俺を成長させてくれたことには、礼を言っておくがな」 ザ「か、影が……喋る……!?」 影「馬鹿な奴だ。物質的な影などが存在すると、本気で思っていたのか? 増長を極めた軍事技術によって産み出されたのは、何も、奴等、ギアばかりではない 不定の形態と独立した意思を持つ、俺達の様な生命体の創造にも、成功していたのさ」 ザ「何だと!?私は、禁呪を用い、光と引き替えに、 この力を得たのではないのか!?それが……貴様の様な、バケモノだと言うのか!?」 影「……失敬だな。俺達は、人間などより遥かに洗練された生物だ。 そう……確かに俺達は、忌まわしき……禁獣……などと、呼ばれもしたがな!!」 今さら気付く力の真相。 自分の力だと信じて疑わなかった、この影。 ザ「……は?……ははは……そうか……私は……騙され……ははは…… これは、大笑いだ……ははは……は……は…… 嫌だ!死にたくない!!だ……誰かッ!!助けてくれぇ!!」 影「ケケケケケ……安心しろ。殺しはしない。 俺達は、素体を源泉としない代わり、精神の弱い人間の身体が、寄人として必要だからな ただ、これからは、俺が、オマエの身体を自由にするってだけのことさ!!」 ザ「ぐわぁぁぁぁぁ!!!」 影「ケケケケケケケケー!!!」 ザトー編終 40 :ギルティギア(PS)・その17:2008/05/07(水) 02 01 12 ID Ht7FRygo0 ○クリフ編 (略) 楽勝とばかりに勝ち進むクリフの前に突如現れる、見覚えのある顔。 『老体のくせに良くやってくれた。』 「お、御主は!!」 『覚えていてくれたか。40年振りかな?』 「テスタメント!……確かにトドメを刺したはずじゃ!」 『あの時、私はまだ、中級程度のギアだったからな。 今の私の力を、見たくはないか?』 どこか面識のあるような2人の会話。 テスタメントの話す計画に、クリフは嘆き悲しむ。 「っ……この、タワケが!!」 … 「……また……ワシの勝ちじゃな……。」 『いや、今回こそは、私の勝ちだ!』 「何じゃと!? 」 『(略)』 「自らを犠牲にしてまで……!!全て……ワシの責任じゃな……」 …悲しむクリフ。 それを見た、死に行くテスタメントに、人間だったころの記憶が蘇る。 『よしてくれ……私が見たいのは、アンタの喜ぶ顔……だ…… 義父……さ……ん……ククク……。』 「……特兵に志願したばかりに……!! ……安心せい。ワシも後からイクじゃろう。 だが、その前に、やらねばならんことがある様じゃ。」 41 :ギルティギア(PS)・その18:2008/05/07(水) 02 01 53 ID Ht7FRygo0 ――クリフ・ジャスティス撃破後―― クリフ「どやら、ケリが着いた様じゃな、ジャスティスよ」 ジャスティス「何故だ……その老体の何処に、私を倒すだけの力が、在ると言うのだ?」 ク「……これはケジメじゃよ。 息子のしでかした、コトの責任は親がとる。……当然のことじゃろう?」 ジ「息子……だと? ……テスタメント……あのギアは、貴様の息子……だったのか?」 ク「義理の息子じゃがな。 ……彼奴は、動物や自然の好きな、それは優しい子じゃった。争い事など、人一倍嫌っていたのに、 ワシの……あんな思い出の為に……ワシなんぞを喜ばそうと、特兵に志願しおって…… それきり、あの、やさしい息子は……帰っては……来んかった……」 人間だったころのテスタメント。 心優しいクリフの息子。 クリフの憧れた、あの戦士、父の子供のころの思い出を、もう一度父に思い出させてあげたい。 そう想って特兵に志願した。 …そして、ギアに改造された。 ジ「……そうか。 奴は、私の命こそ守ってはいたが、私以外の何かの為に……動いていたことには、気付いていた。 親への、貴様への想い…………愛情……が、こんな形で残っていたのか……。 私こそ、奴に踊らされていた……のかも……知れん……。 私の……力に……制限が……掛かって……いたことの……訳が……やっと……判っ……た……」 ジャスティスは、そう言い、崩れ落ちた。 ク「……済まんかったの……ジャスティスよ……。 ……これでワシの役目も終わったかの……。 いやはや、しかし……少し、張り切りすぎた様じゃ。 眠くなって……きた……わい……」 クリフ編終 42 :ギルティギア(PS)・その19:2008/05/07(水) 02 02 36 ID Ht7FRygo0 ○アクセル編 全ては元の時代に帰るため、と奮闘し優勝したアクセル。 そんなアクセルの前にテスタメントが現れネタばらし。 突然のジャスティス復活を前にアクセルはぼやく。 「笑えねぇよ、バカ。」 ――アクセル・ジャスティス撃破後―― ジャスティス「グアアアアアアァァァァァァァ!!」 アクセル「……え……え、え?お、俺の勝ち、なの? 無我夢中で、良く判らなかったけど…………俺……世界を救っちゃったんだよね?」 自分でも信じられぬ程の偉業を果たしたにも関わらず、 しかし、アクセルの心中は、決して明るいものではなかった。 ア(……取り敢えず、まだ命があるのは、スゲ-、一安心だけどねぇ……。 ……結局、また、元の時代に戻る手掛かりは、掴めず終いか…… 彼奴等、今頃、何やってんのかなぁ……。俺が居なくても、仲良くやってんのかなぁ……) 元の時代の仲間達を思い浮かべ、傷心極まるアクセル。 しかし、次の瞬間、 「きゅ、救世主だ!!」「凄い奴だ!」 「ありがとう!ありがとう!」「世界は救われたんだぁ!!」 沸き上がる、狂喜乱舞の大歓声!! ア「こ、これは……!?」 (……そうか。いつまでも、ウジウジしてたってしょうがねぇよな。 この時代だって捨てたモンじゃない。それに……俺には、こいつらがいる!! 帰る方法なんて、いつだって、いくらでも、探せるってモンよ!! そうと決めたら……よーし!!) 「イヤッホーッ!!皆の衆!!」 アクセルが皆に駆け寄ろうとした、その時……、 ア「あ、あれ?この感触はっ……!?まさか!? …………あ~れ~!!!!」 アクセルはまた、何処の時代へと、旅立った。 アクセル編終 43 :ギルティギア(PS)・その20:2008/05/07(水) 02 04 24 ID Ht7FRygo0 ○ミリア編 (略) 全てに打ち勝ち優勝したミリア。 しかしザトーを倒すという目的は既に果たしたミリアは、 テスタメントの企みにも笑みを浮かべつつどこか感慨無げにつぶやく。 「…自由はお預けのようね。 ……さて、乗りかかった船、ってガラじゃないんだけどね……。」 ――ミリア・ジャスティス撃破後―― 数ヶ月後……。 自由と栄誉を手に入れたはずのミリアだったが、未だに逃亡生活は続いていた。 ミリア「はぁ、はぁ……ここまで来れば、彼奴も追っては来ないでしょ」 追手「ミリアさん?」 ミリア(見つかった!!) ファンの男「あ、やっぱりミリアさんだ!! あ、あの大会での、ミリアさんの闘い振り、本当に、凄く感動したんですよ!! 憧れたんです!!き、今日こそ弟子にして下さい!!」 栄光故の逃亡であった。 (容量の都合で分割・続く) 44 :ギルティギア(PS)・その20:2008/05/07(水) 02 04 45 ID Ht7FRygo0 (続き) ミリア「わ、私は人にモノを教えられるようなガラじゃないと言ったでしょ? 大体、髪を使って攻撃する女なんて、気持ち悪いだけじゃない! 何だって、そんなに熱心に私を追い回すの!?」 ファンの男「気持ち悪いだなんて、そんな!?とってもチャーミングですよ!! ほ、惚れました!!!」 ミリア「な!?……ば、馬鹿じゃないの!?貴方!」 ファンの男「本気っス!!」 幼少の頃から、暗殺術だけを学んで育ってきたミリアにとって、 初めて受ける愛の告白は、余りにも衝撃的だった。 ミリア「あ、あ…………アッ!?後ろでジャスティスが復活してる!」 ファンの男「えぇえ!?」 バサッ ミリアは、羽織っていたマントを男に被せ、彼の視界から姿を消した。 ファンの男「わぁ!また逃げられた!! ……僕ァ諦めませんよ!!ミリアさーん!!!」 男の声を背に、まだまだ続きそうな、自分の逃亡生活を呪うミリアだったが、 その面影に、もはや闇は無かった。 ミリア編終 45 :ギルティギア(PS)・その22:2008/05/07(水) 02 06 41 ID Ht7FRygo0 ○補足1 ボスキャラ説明 ・テスタメント ジャスティス復活を謀った人型ギア。 クリフの養子であったが、孤児であった自分を育ててくれた父に恩返しをしようと特兵に志願した先でギアに改造される。 元々は他人想いの優しい青年であったが、ギアに改造された際にその人格の全てを失ってしまった。 聖戦時に一度クリフに殺されているが、ちょっとぐらい外傷で死んだ程度なら蘇れるのか、復活を果たしている。 余談だが、ギアに改造された際に「人間を超越した者」という意味で両性具有にされたという話もある。(不確定) ・ジャスティス 史上最凶と恐れられた最強のギア。 人類に宣戦布告をした理由、その出自等、一切が不明。 ソルとのエンディングにおいて何か関わりのあるような言葉を遺す。 素体は女性らしい。 ・梅喧 ソルかカイでノーコンティニュークリアすると参戦する隠しボス。 隻眼隻腕のジャパニーズ。 この頃はX以降と違い特にストーリーは無い。 ○補足2 まだ子供だったクリフを助けた男の正体はソル。 既に一世紀半以上生きているためにクリフの記憶の中の姿とほとんど外見の変化は無いと思われ、 クリフがソルを聖騎士団にスカウトしたのもその記憶が大きいのではないかと思われる。 ○補足3 ソルの本名はフレデリック。 ソルとカイの持つ神器を製作したのはフレデリックという科学者。 つまりソル。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4803.html
GUILTY GEAR DUST STRIKERS 【ぎるてぃぎあ だすとすとらいかーず】 ジャンル アクション 対応機種 ニンテンドーDS 発売元 アークシステムワークス 開発元 ゼルフレックス 発売日 2006年10月5日 定価 5,040円 レーティング CERO B(12才以上対象) 判定 クソゲー シリーズファンから不評 ポイント 『ギルティギア』で『スマブラ』?しかし実際の内容は劣化『イスカ』システム ビジュアル バランス全てが雑ミニゲームは割と好評 GUILTY GEARシリーズ 概要 特徴 問題点 評価点 総評 概要 2D対戦格闘ゲーム『GUILTY GEAR』シリーズのDSタイトル。 本作は海外で先に発売され、仕様の一部を変更して日本でも発売された。以下日本版について記述する。 特徴 複雑だった本家シリーズのシステムを簡略化して、上下2画面を使った大乱闘スマッシュブラザーズのような対戦アクションとしている。 上下画面をさらに足場で区切っておりステージは四段になっている。ステージごとに足場の形が違う。 最大で4人まで入り乱れての対戦となる。 ゲージは体力と、後述の特殊行動に用いる「テンションゲージ」の二本。なお、GGシリーズは「テンションゲージ0の状態で試合開始、ラウンド間でゲージを持ち越さない」という仕様だが、本作は「テンションゲージMAXで試合開始、自分がKOされると再び最大になる」という仕様になっている。 ラウンドが存在せず、各キャラに「ソウル」という残機がある。シリーズ作品の『イスカ』と同様。 攻撃は弱強の二段階で、それぞれが連打でコンボ「ガトリングコンビネーション(いわゆるチェーンコンボ)」が出せるようになっている。 その他に必殺技用のボタンとライン攻撃「ダストストライク」にボタンが割り振られているため、ABXYの4ボタンは全部使用することになる。 必殺技はレバー入力によって変化。また波動コマンド+必殺技と波動コマンド+ダストストライクは、ほとんどのキャラでテンションゲージ50%消費の「覚醒必殺技」のコマンドとなっている。 Lがゲージ消費の食らいぬけとして機能する「サイクバースト」 『XX』シリーズのサイクバーストと違いバーストゲージが存在せず、テンションゲージの消費による行動となっている。むしろデッドアングルアタック(ガードキャンセル)に近く、ゲージ量次第で2回連続で出すことが可能で、当たってもテンションゲージは回復しない。 Rがゲージ消費で攻撃ヒット後の動作をキャンセルする「ロマンキャンセル」や、『XX』シリーズの「フォースロマンキャンセル(*1)」もある。 本作は上下段の区別がなく、十字ボタンを下に入力してガードする。しゃがみはない。 海外版ではニュートラルガードだった。 対戦中にはアイテムが出てきて、これを拾って使える。 アイテムは各属性の法力(魔力)を宿した魔石という設定。シリーズの設定通り火・雷・水・風・気の属性がある。それに加えて気絶した時に出てくる羽根つき卵を模した混沌がある。 アイテムは一個だけストック出来、タッチパネルで発動。 使用可能キャラはXXシリーズの『#RELOAD』までに登場した21キャラ。 ロボカイは『イスカ』に登場したロボカイIIのように、『ロボカイファクトリー』にて必殺技を搭載することで他のキャラの技を使って戦えるエディットキャラになっている。 必殺技はミニゲームで高スコアを記録すると入手可能。 問題点 ゲーム性を一言で表すと劣化版『イスカ』であり、『XX』シリーズに近い操作性でパーティゲームとなっていたイスカに対して、本作はまるっきり違う仕様なのが仇になっている。 全ボタンに独自の用途があり、十字ボタン入力によって出る技も変わるため簡略化しているように見せかけて結局は複雑。もともと複雑な『XX』シリーズや『イスカ』と比較すれば簡略化されているのだが、この手の対戦アクションゲームとしてはこれでも複雑な部類に入る。 そして複雑でありながら、実際の動きのパターンはXXシリーズと比べて少ないので、動きの自由度は『XX』シリーズより明らかに低い(*2)。 しかもボタンの用途の統一性が謎。たとえば波動コマンドで強攻撃でライン移動攻撃。波動コマンドでダストストライクが他のライン関連動作に割り当てられているかと思いきや、覚醒必殺技が出る。普通は逆だろう。 縦二画面をさらに足場で分割している都合上キャラが非常に小さい。『イスカ』のように狭い画面をエフェクトやキャラが飛び交うというハチャメチャっぷりがなく、非常に地味。 振り向きはボタンではなく十字ボタンを入れた方向に勝手に向かう。このせいでバックステップが出しづらく、後ろを向いてダッシュが暴発しやすい。 上下段の区別はない代わりにガードクラッシュがあるが、ガードクラッシュの判別をするゲージはない。後述通り投げが出しにくく、アイテムなしだとガードが崩れるまでひたすら適当に殴るだけという駆け引きも何もない状態になる。 足場の存在が原因でシリーズの特徴である爽快感あるエリアルコンボが決めづらい。一番上の段なら決められなくもないが、すぐに画面上端を飛び出してしまってキャラが見えなくなる。 投げはYとB同時押し。DSのボタン配置の都合上押しづらい上にキーコンフィグしても変わらない。本当に密着しないと出せず、スカりモーションすらないので入力に成功しているかどうかの判別すらできない。 キャラ性能も『XX』シリーズとはかけ離れている。ただ単にパーティーゲーム向けにしたとは思えないような微妙なところの変化が多い。 『XX』シリーズでジャンプキャンセルできた技と同じモーションでジャンプキャンセル不可能な技がある。当然、XXシリーズと同じ用途では使えない。 一部の硬直がおかしく、ジョニーのステップの硬直やカイの空中スタンエッジの着地硬直がほぼないに等しい。 フォースロマンキャンセルの入力猶予が甘いものや削除されているものが多い。実行しても『XX』シリーズでフォースロマンキャンセルを使ったときと違う挙動をする。 例を挙げるとカイの空中スタンエッジの着地硬直フォースロマンキャンセルが削除(まあ上の通り硬直はほぼないのだが)、スタンエッジ・チャージアタックはフォースロマンキャンセル後即座にジャンプすると高さをずらして発射できるが本作は発動時の高さのまま飛んでいく。 キャラごとの固有ゲージの類は一切再現されておらず、全員体力ゲージとテンションゲージだけである。 ジョニーの「グリターイズゴールド」のコイン枚数制限が本作ではない。いや、表示されていないだけで本当は枚数制限があるのかもしれないが、それを確認する方法がない。 ロボカイの電力ゲージもテンションゲージになっており、温度計がないため熱暴走などのデメリットは皆無(*3)。 ザッパに霊魂がなく、「こんにちは三匹のムカデ」使用時にラオウを含めた霊がランダムで出てくる。ラオウには制限時間もない。ゲームの仕様が原因であまり強くないが。 モーション自体に違和感があるキャラも多数。 ソルの必殺技「ライオットスタンプ」は背中側の画面端まで飛んで、壁を蹴る勢いで飛び蹴りを見舞う技だが、本作では壁まで飛ばず一定距離飛んでから急に前に飛んで飛び蹴り(*4)。どういう動きをしているのか。 アイテムの調整が雑すぎる。 火は自分が向いている方向に火の玉を出し、壁か他のキャラに当たると爆発してその爆風に巻き込んでダメージ。雷は縦一直線に雷を出して攻撃。どちらも発生(火は弾速も)がやたら早く、見てから回避は困難、雷はほぼ回避不可能。おまけに当たれば体力を3割から4割は持っていくほど威力が高い。下手な覚醒必殺技よりこれを適当に拾ってぶっ放す方が強い。 水は体力回復。のけぞりでない限り任意に発動可能で、これまた4割ぐらい回復する。 気はテンションゲージが一定時間無限になる。ロマンキャンセルがし放題になるため1ボタンでロマンキャンセル可能な仕様と相まって効果が切れるまでひたすら殴り続けられる。 誰がどういう種類のアイテムを所持しているかの判別は不可能。このように性能がどれもとがりまくっているのに、アイテム所持者に対する対策を立てることが非常に難しい。 あまりに強すぎるので、アイテムを取って逃げ、適当なところで発動してまた逃げてアイテムを回収し…という事態を招きがち。 設定でオフにできるが、各種類を個別にオフはできず、全てのオンオフを切り替えることだけ。 ストーリーモードに該当する「メインモード」はシナリオがあまりにお粗末な上、システム面でも問題あり。 何故かこのモードだけ「制限時間一杯戦闘を続け、最終的に体力が多かった者(KO数が少ないもの)が勝利」という仕様。相手をKOしても倒したという感じがないので爽快感が削がれる上、時間設定の変更ができないので無駄に長い時間戦わされる。 先に発売された海外版では通常の戦闘と同じ仕様だったのに、なぜこのように変更したのか。 シナリオでは登場人物のうち操作キャラを含む4人が続々と会話になだれ込んできて、適当な掛け合いの後戦闘になるというパターンばかり。 登場人物の明確な目的が見えない上に、掛け合いも会話になっていないような言葉のドッジボールや、戦闘になだれ込むには不自然な掛け合いが多い。 そして本作オリジナルキャラである巨大ギア「ギグ」を撃破するのが目的なのだが、このキャラの設定が一切解説されない。主人公のソルやその因縁の相手である「あの男」に仕えているイノ以外のキャラとは接点がないので、大体のキャラは「何となく動いていたら暴れているギアと会って、仕方なく倒した」という展開としか取れない。 ギグもあまり強いとは言えない。巨大な形態では『イスカ』のレオパルドンのように一部以外への攻撃がガードされる仕様だが、レオパルドンと違い喰らい判定は下側にあるので攻撃が容易。ダメージを与えると球体型に一定時間変化しこのときに攻撃すれば体力を減らせるが、明らかに体力が少ない。 ロボカイはメインモードでは使えない。 システム以外にも全体的にやっつけ仕事の感じが否めない。 グラフィックの流用が激しい。キャラや背景はともかく、メインモードのED用イラストまで過去作の流用である。 キャラセレクトのイラストが『XX』のものと『イスカ』のものが混在。統一性がない。 OPは『XX』シリーズのものをアニメーションさせず、MAD動画のようにところどころ切り取って画面に映し出す。 BGMの種類が少なく、『XX』シリーズで各キャラごとにあった対戦BGMが本作ではたったの5種類。当然キャラごとに変化するわけではないので、ソルVSカイのBGMが全く関係ない戦闘で流れたりする。 容量の問題から少なくしたのかもしれない。しかしその少ない選出の中、紗夢のBGM「BABEL NOSE」と『イスカ』の中国ステージBGM「Lady Fascination」が入っており、中国系でダブってしまっている。他のキャラのBGMを入れてバランスを良くした方がいいのでは? 音声パターンも少なく、やっぱり選出がおかしい。例を挙げるとザッパのラオウは何を使ってもダークネスアンセムのボイス。またロボカイは『イスカ』のロボカイIIのもの。 サウンドテストの類も存在しないため、本作のBGMやキャラ音声も聞くことができない。 上記の通り『XX』シリーズとのキャラ性能の違いや複雑な操作系統、さらに本作独自の仕様など、覚えることは多いにもかかわらず、トレーニングモードが存在しない。 CPU戦闘で練習しなければならず、細かい仕様をじっくり確認することは非常に難しい(*5)。 対戦はWi-Fi未対応。海外版の頃から未対応なことを指摘されていたが、日本語版でも対応せず。 『XX』シリーズで隠しキャラとなっていたクリフやジャスティス、『イスカ』で初登場したA.B.Aが使えない。ロボカイはカスタム専用で、通常の仕様のものが使えない。 EDのスタッフロールが飛ばせない。 ロボカイのカスタム技はAボタンのコマンドに割り振るのだが、空中と地上の区別がないため分けて搭載することができない。たとえば空中スタンエッジをニュートラルAに搭載すると、地上でニュートラルAを押しても技が出ない。 ロボカイの技の入手にはミニゲームで高スコアを記録する必要があるが、これがまた難易度が高い。特に「イノのノートキャプチャー」と「梅喧の一刀両断」は難易度もゲームバランスもかなり鬼畜。 前者はイノが落としてくる音符を楽譜の対応する音符にタッチペンのスライドで移動させ当てはめていくものだが、一個でも開いている楽譜の音符があるときに、対応する音符を落とすとミス。複数の音符を落としてくるためタッチペン操作が忙しく、楽譜の音符はランダムで変わるため運にも左右される。 後者は指定された回数以内の斬撃(タッチペンのスライド操作)で、飛んできた巻き藁を全て切断するというもの。一個でも落とすとミスで、出来るだけ少ない回数で切り落とせば高得点だが、これまた飛んでくる巻き藁の機動がランダムなので「一刀両断」できるかは運次第になっている。 評価点 ガトリングコンビネーションがボタン1つで出せるため、コンボの幅自体は狭いものの初心者でもコンボは決めやすい。 ダストストライクの応用など本作独自のコンボも存在する。 操作性自体はバックステップが出しづらいぐらいで、DSの格闘ゲームとしては決して悪くなく、むしろ良好。 覚醒必殺技に必要な波動コマンドも、十字ボタン入力ながら出しやすい。 また、昇龍拳コマンドのような難しいコマンドは排除されている。 キャラクターのモーションにはいくつか新規のものがある。数は少ないがダストストライクなど本作でしか見られないモーションがいくつか用意されている。 ポチョムキンの上ライン移動攻撃のアッパーカットはかっこいいと好評。 BGMは過去作の流用が多いが、DSにうまく落とし込めている。 一部難易度が高いが、ミニゲームはしっかりできており高評価。 特に「ヴェノムのビリヤード」はDSで割と本格的なビリヤードが楽しめるとして好評であり、「本編よりこっちの方が楽しい」と言われることも。 総評 全面的に本作独自の仕様を取り入れたにもかかわらず、その調整を怠った結果、操作はしづらい・爽快感も自由度も低い・バランスは極めて悪いと散々で、単純にゲームとしての完成度が低い代物となってしまった作品。 グラフィックやサウンド、ファンサービスといった外面的要素もあまりに雑な仕上がりとなっており、旧作ファンから見ても強く違和感を感じやすい。 一応『イスカ』の系譜と言える面もあるが、『XX』シリーズの操作性と自由度を保ったままのパーティゲームとして等、光る部分のあったイスカとは比べる事すら困難で、「バカゲー」としての地位も確立できない代物とされている。 シリーズファンでも本作の存在を知らない人も多く、ファンからは満場一致で黒歴史扱いされてしまっている。 本作ならではの魅力は非常に少ないが、現在は中古で非常に安く買えるため、新規モーションを見ることやミニゲームの為にファンアイテムとして購入する分には悪くないかもしれない。 もっとも、流通している数そのものが少ないので中古でも見つけるのは困難だろうが…。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/1846.html
GUILTY GEAR 2 OVERTURE 【ぎるてぃぎあつー おーう゛ぁちゅあ】 ジャンル メーレーアクション 対応機種 Xbox360Windows 7SP2/8.1/10 発売・開発元 アークシステムワークス 発売日 【360】2007年11月29日ゲームオンデマンド 2010年3月9日【Win】2016年4月1日 定価 【360】8,190円ゲームオンデマンド 2,000マイクロソフトポイント【Win】1,980円 レーティング CERO C(15才以上対象) 判定 良作 ポイント 多くのファンを持つ格ゲーシリーズのまさかの路線変更奥深いが習熟に時間のかかる戦術システムスピード感・音楽・デザインはシリーズ名に恥じぬ完成度対戦ゲームとしては荒削りながらも高評価一方対戦ゲームとしては痛いラグ GUILTY GEARシリーズリンク 概要 ストーリー 新ジャンル!?「メーレーアクション」 評価点 対戦ツールとしての質の高さ 世界観設定、デザイン面、音楽は相変わらずクオリティが高い 相変わらず良曲揃いのBGM 問題点 バグ、システムの穴が多い オフラインモードの不備 キャラクターの性能差 賛否両論点 総評 余談 概要 『GUILTY GEAR』(通称 PS版GG、98年5月発売)の本編としての正式な続編作。『GGX』『XX』シリーズといった外伝作を経て9年半ぶりに登場した新章である。 今作でも石渡氏はプロデューサー、世界観総括およびキャラデザイン、作曲とマルチな活躍を見せた。特にデザイン面は3D化により格ゲー時代よりも繊細かつ凝ったものとなっている。 ストーリー 人類と生体兵器「GEAR」との戦いが収束し、世界はゆっくりとではあるが復興を果たしていた。第二次聖騎士団選抜大会から数年の刻が流れ、物語の主人公であるソル・バッドガイと彼を取り巻く環境は大きく変わっていた。 そんな中、突如として「各国で休眠状態にあったGEARが消失していく」という事件が発生。 さらに、カイ・キスクの治めるイリュリア連王国にて、「ヴァレンタイン」なる人物に率いられた奇妙な軍勢が破壊活動を開始。 これまで彼らが使ってきた法力が通用せず、刻一刻と不利に追い込まれるカイと連王国の軍勢。彼らを救うため、そしてこの戦いの真相を掴むため、ソルは新たな戦いへと踏み出した。 新ジャンル!?「メーレーアクション」 ゲームジャンルがこれまでの格闘ゲームではなく「メーレーアクション」と呼ばれるものに変わった。 この単語は「Melee(乱戦)」と「命令」を掛けた造語であり、開発元のアークシステムワークスは「メーレーアクションは、アクションゲームとリアルタイムストラテジー(RTS)を融合させた新しいジャンルである」としている。 メーレーアクションを簡単に説明すると、「プレイヤーキャラを操って格闘やアクションをこなしつつ、AI操作の自軍ユニットを生産・指揮して相手の本陣陥落を目指す3D対戦ゲーム」となる。 <基本用語> マスター…プレイヤー自身が操作するキャラクター。サーヴァントの生産・指揮を行いつつ、自身も前線に赴いて戦う。 体力がゼロになると「クリティカルダウン」状態となり、「しばらくの間、マスターによる戦線介入行動が行えない」「マスターゴーストの耐久力が減少する」「判定スコアでかなりの減点を受ける」といった多大なデメリットを負う。なお、マスターゴーストへのダメージはダウン回数によって大きく増え、4回(チーム戦では5回)やられた時点で即敗北となる。 サーヴァント…「マナ」と呼ばれる資源ポイントを消費して生産できる自軍ユニット。半自律行動で、進軍ルートこそ指定してやらねばならないが、ルート上でゴーストや敵ユニットを発見したら適切な行動を自動で行ってくれる。 「マスターゴーストのシールドを減少させやすい」「『装甲兵』『射撃兵』『法力兵』といった兵種と相性が設定されている」「『周囲の味方を回復・強化する』『マスターへの攻撃力が2倍』等の様々な特徴が個々に設定されている」「上級兵と呼ばれる強力なサーヴァントが用意されているが、生産可能にするためにはあらかじめ『アンロック』しておく必要がある」など、かなり細かい特徴が存在する。 マナ…サーヴァント生産や上級兵のアンロック、スキル・アイテム購入等で必要となるポイント。一定時間経過毎に増加し、ゴーストの所有数に応じて増加量も増える。 ゴースト…マップに点在する拠点。ここを占領すると、マナの増加量やマスターゴーストの防御力アップ、キャプチャーの放出、周囲の自軍ユニットの体力回復、といったメリットを得られる。 キャプチャーの攻撃に弱く、ゲージを埋めきって一定時間たつことで所有権が発生する。ただしマスターが一回攻撃するだけでも所有権は一旦消灯する。 キャプチャー…マスターゴーストと占領したゴーストから自動で放出される小型ユニット。近くのゴーストの支配に向かい、その途中で接触した自軍サーヴァントの体力を回復させる。一回攻撃されたり、または攻撃を行ったりすると消滅する。 マスターゴースト…マスターと命を共有している本拠地。これが破壊されるとそのプレイヤー+所属チームは敗北となる。耐久力はマスターゴーストを直接攻撃するだけでなく、敵マスターをクリティカルダウンさせることでも減らせる。 ただし、マスターがダウンしていない限りはここはシールドで覆われており、サーヴァントの攻撃でシールドを排除せねば他マスターからの攻撃は通らない。 <ゲームの流れ> ゲーム開始時は全員それぞれのマスターゴースト前に出現する。ここで最初に持っているマナを消費し、サーヴァントの生産及び進軍ルートの指定、スキル・アイテム購入などを行っておく。 1.が終わったらマスターも行動開始。自軍ユニットと歩調を合わせて進軍するもよし、単騎で戦場を駆けるもよし。 これら一連の流れは、全て「待った無し」のリアルタイムで進行する。マスターを動かしつつ戦況を把握し、さらにサーヴァントの再生産や指示の出し直しをするなど、敵の作戦に対応した最善手を素早く打てなければ勝利は難しい。そのため対戦中は一分一秒を争う緊迫した状況が続き、息をつくヒマもないレベルで忙しい。 規定ラウンド内に誰か一人のマスターゴーストが破壊されると試合終了。全員健在のまま規定ラウンドを終了した場合は判定に持ち込まれる。 評価点 対戦ツールとしての質の高さ 高いオリジナリティを持つゲームデザイン RTSのアクション性を格段に高めた事実上のオンリーワンジャンル作品であり、そのオリジナリティは近年の和製ゲームの中でも際立っている。改善の余地がある点も多いが、全くの新ジャンルの1作目ということを考慮するととても良く纏まった完成度の高い作品といえるだろう。 「ストラテジーと3D格闘アクションが融合した新しい楽しさ。他のゲームでは味わうことのできない面白さ」とプレイ経験者から好評である。 ハードルや難易度は高いが、それさえ乗り越えることができれば長く遊べ、深くハマれる良質な対戦ゲームである。発売から数年経過した現在でも根強い人気を誇る。 通信対戦機能を実装しており、システム上である程度のルール変更が可能。RTS恒例の「1on1」及び「2on2」、「ポイントマッチ」というスコア制の4人バトルロワイヤルモードが用意されている。 ただし動きの自由度が高いため、プレイヤー同士で打ち合わせれば変則ルールの試合もできる。RTSを展開せずマスターキャラ単騎同士で3D対戦格闘アクションとして遊ぶことや、「自発的に一切の攻撃行動およびサーヴァント召喚を禁止にして、ステージをコースに見立てたレースゲームとして遊ぶ」というちょっとヘンなプレイも可能。 どのキャラも癖が強く、有利不利などの相性はあるのだが、性能面での格差はそこまで大きくなく、腕次第でどのキャラでも互角以上に渡り合える。これはパッチ配信によるバランス修正の実施、キャラ数は少ないが明確な差別化が図られている、格闘アクション+RTSという特殊なジャンルならではのキャラ付けができた…等が理由だろう。 また、オンラインルームの部屋名は自由に設定できるため、初心者向け部屋を建てる事が出来るなど、格ゲーの頃と比べると初心者の対人戦練習もしやすい環境にはなっている。とは言え悪質なプレイヤーを防げるわけではないので、そういったプレイヤーに乱入されると部屋を一度建て直す必要に迫られてはしまうが。 公式のサポートも好評で、2008年2月~09年8月末まで約10回に渡るバランス調整 不具合修正パッチが配信されている。また、2009年4月1日に配信されたパッチは今でもユーザーの語り草となっている(内容は発信日から察してほしい)。 後述するように動き出しが遅すぎた感は否めないが、公式大会の開催や公式対戦動画の録画、公開など、広報や開発者によるゲームを盛り上げようとした努力も評価されていた。 世界観設定、デザイン面、音楽は相変わらずクオリティが高い 個性的かつ洗練されたデザイン面、特にサーヴァントのデザインはユーザーから高い評価を受けている。 サーヴァントのデザインモチーフは機械兵、騎士団+ゴシック風装飾、動物をベースにした怪獣+タータンチェックの衣装、日本の妖怪、ゴシックホラー+人形と多岐に渡り、見ているだけでも楽しい。彼らのモーションも凝っている。 個性豊かな新キャラクター 新キャラクター達は良い意味で「濃い」キャラばかりであり、ユーザーの好評を博している。 性能面でも「自身の戦闘力は高いがRTSの面では弱い(サーヴァントが扱いにくい、など)」「逆に自身の戦闘力は最弱クラスだがRTS方面で強い(サーヴァントが強い、低コストで量産可能等)」「マスター・サーヴァントともにバランス型だが、決め手に欠ける」という風に明確に差別化されている。 ただし、「過去作のキャラクターがほとんど登場しない」という難点も存在する。この点については後述する。 相変わらず良曲揃いのBGM BGMは良曲・名曲揃いである。特にマスターの持ちBGMの完成度は総じて高く、HR/HM系の音楽に抵抗がないのなら必聴の価値があるだろう。 民族音楽要素を取り入れたもの、和風テイストのもの、デスメタル調、メロディアス、和製RPG調などバラエティに富んでいる。 GGXXシリーズで使用されていた曲のアレンジもある。そのうちのカイの戦闘曲「Holy Orders」は「GG2のアレンジVer.が歴代最高!」と評価する声も高く(*1)、次回作の『Xrd』ではギャラリーで流すことはできないが、カイが劣勢の状態で一定条件を満たすと流れるという特別仕様で再登場した。 問題点 バグ、システムの穴が多い 度重なる修正パッチによりバランス調整が行われ、フリーズやデータ破損などの致命的なバグはほぼ無くなった。しかしそれでもいくつかのバグが残っている。ゲームバランスに影響を与えるものも多い。 ちなみに「バグが修正されたと思ったらまた別の場所にバグが生まれている」というパッチも多く、ファンからは最早ネタにされている(*2)。現在残っているバグの多くはそれによって生まれたバグである。 現在で有名かつ致命的なのは「一部の兵に経験値が入りづらくなっているバグ」と「レイヴンがごくまれに透明になり、ロックオンもできなくなる」など。他にも「ごく稀にキャプチャー兵が移動しなくなるバグ」など細かなバグもちらほら。 オンライン対戦ゲームであるが、同期の取り方が怪しく、頻繁にラグが発生する。回線の相性が悪いと敵が瞬間移動したり1ヒット技が2ヒットしたりはざらである。「意味不明な挙動が起こったと思ったらいつの間にか死んでいた」なんて事は珍しくもなく、理不尽な敗因が発生する事も多い。特にマスター(プレイヤーキャラ)同士の直接対決で大勢が決まりやすいゲームなのでラグは対戦ツールとしては致命的である。 また、「意図的にラグを発生させる」という、バランスを崩す恐れのあるテクニックも見つかっている。しかもそう難しいテクニックではなく、むしろ頻繁に行うような操作(キャラによっては多用する必要もある)で発生してしまう現象であるため、意図しなくてもこのラグ技が発生してしまう事が多々ある。よりにもよってこの意図的なラグの恩恵を受けやすいのが強キャラのソルやシンだったりする。 「自分の画面ではラグが起きてないように見える」という類のラグがあるのも問題。逆も然りで対戦中やリプレイでラグが起きた試合のシーンを見ても、自分の画面と相手の画面でキャラの動きが違う(ワープしてる、してない等)という点も意図的にラグを使用してるか否か等でトラブルの原因になりがち。 細かな誤植もちらほらある。 初期バージョンでは「ゲーム内解説にて、必殺技『スタンディッパー』のコマンド表記が「↑+明治」という意味不明なものになっている(最新版では修正済)」「ストーリーモード中の台詞の名前表示が間違っている(ボイスがあるので誰の台詞かは分かる)」といったものが存在した。 説明書には単純な名前間違いのほか、当時ゲームに収録されていなかったキャラ(のちにDLCとして配信された)の紋章が写った写真が載っていたりもした。 オフラインモードの不備 開発者が「筋金入りの対戦ツール」と称すように、『GG2』はオンライン対戦に主軸を据えたゲームである。そのせいかオフラインのボリュームは少なめ。 キャンペーンモード(ストーリーモードにあたるモード)専用のギミック、天候やステージ、敵キャラなど凝っている部分はあるものの、一方でストーリー演出などは明らかにありものを持ってきたモーションなどでやりくりしており、あまり迫力が無い。 また、チュートリアル的な位置付けの「キャンペーンモード」に不備が目立つ。 メイン操作キャラクターのソルはマスターアクションに特化しているキャラであるため、サーヴァント面に癖が強く、本作では初心者向けとは言い難い。また、ダッシュなどの基本操作練習といったシチュエーションが多く、逆にRTS部分のチュートリアルが少なめである。 キャンペーン終盤ではシューティング戦や対巨大ロボット戦を繰り広げることとなり、RTS要素の欠片もない只のアクションゲームと化するため、序盤~中盤で学んだ操作の殆どが終盤では役に立たない。キャンペーンモードをクリアしてもRTS部分の基礎は覚えきれず、「メーレーアクションのチュートリアル」というコンセプトがどこかへ行ってしまっている。 ならキャンペーンモードはクリアしなくていいかと言われるとそうではない。このモードをクリアして解禁されるカイはキャラ人気を差し引いても、後述するようにバランス良く使いやすい初心者向けとされているため、対戦への研鑽を楽しみたい人にとっては無視するわけに行かないのである。 キャラクターの性能差 対戦ゲーの宿命だがやはり強キャラと弱キャラの格差は存在する。パッチが当てられ続け7キャラのダイヤグラムは上下したが、最終的にはソル、カイの2人、次点ドクターとシンが強キャラと言われ、レイヴンが中堅、ヴァレンタインとイズナが弱キャラとする声が多い。ただしヴァレンタインは扱いは難しいが腕次第ではソルやカイ相手にも勝ちうる性能を秘めておりイズナよりは強いと評する声もある。 賛否両論点 これまでは格闘ゲームとして知られてきたGGシリーズだが、まずゲーム性自体が過去作とは全く違う。単純ながらかなり好みが分かれる点だろう。 当然過去作で培ったノウハウが通用しない上、新たに対戦テクニックを磨こうにもこのゲームの第一難関は「基礎」。 覚えなければならないことが格闘ゲームとは比べ物にならない程多く、そして、基礎を覚えた後はそれを応用したテクニック・知識・キャラ対策等を多くの事を覚えねばならない。 それはキャンペーンモードをクリアした程度では到底身につかず、対人戦で互角以上に渡り合おうと思ったら相当数の対戦をこなさなくてはならない。 発売から数年以上経過したこと、新規参入がほとんど見込めない事もあり、現在オンラインで残っているのは「筋金入りの愛好者・超上級者」ばかり。初心者と熟練者間の差が大きく開いてしまっている。 一見ではそもそも何をすれば有効なゲームなのかも分かりづらく、またユーザー間における戦略の煮詰まり方も独特であるため、ゲーム内の説明だけではとても間に合っていない。 パッと見だけなら大量の雑魚を相手に戦う「無双」系のゲームのようにも見えるが、実際にプレイしてみれば、無双系ゲームのノリの戦法はとても通用しないことが容易にわかる。雑魚であるサーヴァント下級兵ですらそれなりの強さを誇り、考えも無しに敵集団にマスター単独で突っ込むなどすれば十中八九返り討ちにあう。 初期バージョンではトレーニングモードや初心者救済処置さえ無く、新規参入のハードルはさらに高かった。ただしバージョンアップによってトレーニングモードやキャンペーン中のヒント機能、RTSの簡略化機能などが追加され、ある程度緩和されている。 また、悪質・排他的なプレイヤーばかりというわけではなく、発売前から詳細な攻略Wikiを立ち上げたり、プレイ動画を上げて盛り上げようとするなど「本作に惚れこんでいる」者も多数。 7人のプレイヤーキャラクターはどれも大なり小なり癖があり、「~が初心者には一番使いやすい」といったキャラが極端に少ない。これも敷居の高さに一足買ってしまっている。 初心者向けとしてはカイ、シンの2人が挙がっている。マスター・サーヴァントの性能がともに高く、やる事と技性能がはっきりしていて強さを引き出しやすいが、カイは上述通りキャンペーンモードのクリア特典による隠しキャラとなっている。 ゲーム性の変化に伴い、キャラクター数も大幅減少。旧作からのプレイアブルキャラ続投はソルとカイのみ。 既存キャラが殆ど登場しない理由は「主人公を中心にストーリーを進めるため」と語られている。加えて「版権問題」もこの事に関係している。 プレイアブルキャラクター(PC)数も7名と、最大25キャラもいた格闘ゲーム時代と比べてしまうと寂しさは否めない。ジャンルの違いを考えればやむを得ないことではあるが。 5種のトライブ(=サーヴァントのグループ)が存在し、これを7人のキャラに振り分けている(シンとカイ、レイヴンとヴァレンタインのサーヴァントは共通)。各トライブには10種ほどのサーヴァントが用意されており、個々のサーヴァントにも明確な個性が存在する。さらに本作はタイマンだけではなくチーム戦での組み合わせも考慮しなければならないため、キャラとトライブを増やすとバランス調整の手間が指数関数的に増加することになってしまう。 なお、RTSとしては、トライブ数5というのはむしろ多い方である。例を挙げると、有名なRTSである『Warcraft』『Starcraft』シリーズではトライブ数は2~4程。それでも「2on2」など、4人で対戦する事やキャラの強弱を考えると、7人5軍団というのはやや窮屈に感じるキャラ数なのは否めない。 やや性急なシナリオ展開と、本作だけでは完結しないストーリー 過去作から5年の月日が経っているという事で、続投キャラの大半が立ち位置を変化させているが、その点に関する説明は乏しい。ほとんどの疑問点は本作ゲーム内ではなく、資料集や後続作品でフォローされる形となっている。 過去作と見比べて整合性が取れていないおかしなストーリーというわけでもないが、不親切とは言える。 ゲーム自体のストーリーもいささか急展開が多く、ボリュームとしてはそれほど多くもない。 タイトルで「序章」というだけあって伏線を張って匂わせているだけ、という部分も目立つ。 これについては予め公式で「ストーリーモードは操作を覚えてもらうためのチュートリアルみたいなものです。ストーリーはおまけと思っていて下さい」と石渡氏は語っている。 一方で、キャラの魅力を引き出しているキャラクター描写などはメリハリが効いており、残った伏線は多いなりにまとまっている点は評価できるだろう。 『XX』シリーズでしばらく停滞していたストーリーを、きちんと進展させたことを評価する向きも。 総評 「ゲームジャンルの大幅な変更とそれに対するファンの反発」「既存キャラの大半が登場しないなど、ストーリー面での不満」などの点から本作はバッシングを受け、現在でも叩かれやすい。(余談にて後述) 極度にマイナーなゲームジャンル、複雑なシステム、チュートリアルの不充実に加え、初心者殺し要素が満載といった要素もその傾向に拍車をかけている。 しかし一旦システムを理解すれば良質な対戦ツールであり、実際に本作を遊んだ人からは概ね高評価を受けている。 決して万人向けの作りのゲームとは言えないが、嵌る人はとことん嵌ってしまうタイプのゲームであり、粗はあるが隠れた名作・良作だと評価する声もある。 余談 本作をめぐる風評 本作は発売前後にシリーズファンによるバッシングを受けたという事情がある。 ゲーム自体の出来が良かったこともあり現在ではバッシングは収束したが、今なお反感を抱くシリーズファンから本作が叩かれる事がある。その主だった理由を下記に挙げる。 唐突にも見える過去作からの方向転換 格闘ゲームからの大幅な方向転換は賛否両論として先述した通りだが、こういった戸惑いが本作をプレイしていないシリーズファンにも波及した結果、外野からのバッシングを受けることとなった。 ジャンルの変化だけでなく、登場キャラクター数の減少や、『XX』シリーズでしばらく停滞していたシナリオや世界観の展開が、本作で急に進展した事なども、こういった風評に影響を与えたと考えられる。 なおシナリオの内容の是非についてはほとんどが好みの問題であるので、詳細は割愛する。 しかし、ジャンル変更については、『初代』攻略本のインタビューにおいて既に「ギルティギアは格闘ゲームではなく対戦ツールである」と表明しており、続編が格ゲー以外のジャンルになることを本作発売の10年近くも前から示唆している。 また、アークシステムワークスは『GGX』以降2D格闘ゲームに注力してきたメーカーであり、本作のようにHD画質でグラフィックは3D、そして全く新しいジャンルのゲームを製作することに不安感を持つ者も発売前には見られていた。 一見ではゲーム内容を把握しづらい RTSとアクションを掛け合わせた対戦ゲームという『GG2』(メーレーアクション)の試みは、国内での類似した前例が1989年の作品『ヘルツォーク・ツヴァイ』ぐらいしか見当たらない。 リアルタイムストラテジー(RTS)は海外でこそメジャージャンルだが、日本ではそれほどまでに極めてマイナーなジャンルなのだ。 RTSは「複雑なシステム・高難易度だが、対人戦は面白い」というゲームジャンルであるが、それ自体が日本でRTSがマイナーである理由のひとつともされている。(*3)。 さらに悪い事に本作は広告面がかなり疎かだった。まともなPVは発売数ヶ月後にやっと作られ、このゲームの面白みを上手く伝えられなかったため動画配信サイト等でのアピールもしづらく、そのため「実際にやってみないと分からない」状態が長く続いた。そのため、実際にプレイしなければゲーム内容を把握しづらく、発売前には「GGをメーレーアクションなんて意味不明なジャンルにしないで欲しい」といったバッシングを受けた(この辺りはジャンル名が駄洒落じみたものである点による影響も否定できないが…)。 本作のバランスは『無双シリーズ』や『デビルメイクライシリーズ』に似て非なるものである。しかし、本作未プレイ者からは「無双系ゲーム」と誤解されやすく、無双シリーズのパクリゲー扱いを受けて叩かれたりクソゲー扱いされたりもした。 XBOXのみの発売という点 ギルティギアシリーズのコンシューマー版はほとんどがPSでの発売であり、当時XBOX版は『#RELOAD』しか販売されておらず、主流のPSでギルティギアをプレイしていたファンが手を出せないという状態になっており、2016年にSteamで配信されるまでは長らくプレイのハードルが高かった。 「バグセントコア」騒動の余波 『GG2』の製作発表は悪名高き「『バグセントコア』騒動の真っ直中」という最悪のタイミングで行われていたため、大荒れ中のシリーズファンにさらなる火種を投入してしまう結果となってしまった。 発売時期も『ASSASSIN S CREED』や『LOST ODYSSEY』などのXbox360の超大型タイトルと前後していたため、初週売り上げは思わしくなかった。 しかしこういったバッシングとは裏腹に、購入者からの評判は高く、ダウンロード版を含めれば販売本数10万本を突破するなど現在でもジワ売れを続けており、熱い支持を受けている息の長いゲームである。 その後の展開 長年GGシリーズの展開は沈黙していたが、2012年9月にはバランス調整版『GUILTY GEAR XX ACCENT CORE PLUS R』が稼働開始。さらに2014年2月には本作の続編として2.5D格闘ゲーム『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-』がリリースされて再起動を果たした。 2016年4月1日、Windows移植版がSteamにて配信開始。予告や前兆の無い突然の配信だった事、エイプリルフールのイベント真っ最中であった事も相まって、ジョークなのではないかと目を疑ったファンも見られた。
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/2902.html
今日 - 合計 - GUILTY GEAR Xの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] 2000年代 ハイスピード格闘ゲームブーム(コンボ部門)の火付け役となったギルティギアシリーズの初アーケード作品となる家庭版移植作。キャラクターは16名+α Windows用PC版も販売され(98以降)、おまけでイラストを壁紙として同梱された。 ロースペックPCでも動く。 血のエフェクトがあった頃のギルティでアーケードでは基盤の都合で打ち込みサウンド。 PC版とX+で録音ギターサウンドに変更されている。 その為、サントラが打ち込み版のオリジナルとギター差し替え版のヘヴィサウンド版の2つある。 この作品以降「メルティブラッド」シリーズや「アンダーナイトインヴァース」シリーズ ペルソナ、戦国BASARA・北斗の拳、「ブレイブルー」シリーズと このプレイスタイルをベースとする作品が多い。(最新作ではグラブルなど) またキャラクターが一定時間パワーアップする演出がされたのもこの作品からと言われている。 ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] ┌↑┐ ←〇→ P K S HS └↓┘ 基本的な格闘ゲームスタイルでP・K・S・HSの4つのみ、Selectで敬意・挑発。 以下特殊行動 近Sと遠S(地上時のみ) このゲームの主な仕様で相手との距離に応じて通常攻撃が変化する。 その為、実質2段階の攻撃手段があると思ってよい。 横攻撃 相手の方向を押しながらPもしくはHSで攻撃すると リーチのある隙が大きい別攻撃が出来る。 一部のキャラクターはKも対応。 仕込み入力 ガードもしくはコンボ中にため技の事前入力を受け付けており、 コンボ中やガードからの反撃に利用できる。 これらを“仕込み”と呼ぶ。 ハイジャンプ 素早く↓↑と入力すると青い影が付いた特殊ジャンプ行動を起こす。 通常よりも高く飛ぶ事が出来る。一部のキャラはコレを組み込んだ特殊なコンボがある。 ダッシュキャンセル 通常攻撃のみダッシュ行動でキャンセル出来る。 コレを用いた連続攻撃がある。 ジャンプキャンセル(JC) 通常攻撃のみジャンプ行動でキャンセル出来る。 空中コンボの基本。 ダストアタック(D) SとHS同時押しの相手をきりもみ状態で吹き飛ばす。 元ネタはマーベルVSカプコンのエリアルレイブ 足払い しゃがみ中にダストアタックと同じボタンを押すと足払いになる。 ガトリングコンビネーション P・K・S・HS・ダストアタック、足払いを隙なく攻撃するコンボの総称。 ヒット確認してから入力では遅く、次々に入力しないとコンボ判定にならない。 コンボルートがほぼ決まっているので基本覚えゲー。 空中ダッシュ このゲームシリーズの恩恵で空中時にダッシュ出来る。 直前ガード(直ガ) 攻撃が当たる瞬間にガードすると少しだけゲージが増える仕様。 成功するとキャラが白く光る。 相殺 同レベルの攻撃をぶつけ合うと白い稲妻が発生する。 所謂、演出なのであまり気にしない。 HS(ハイスラッシュ)多用コンボ ギルティギアでは高威力設定の通常攻撃であるHSをコンボに多用すると総ダメージが高数値を叩き出すので 当時はあまり好まれていないプレイだった。 キー1回転がない コマンド投げキャラクター特有の投げ技といえばキー1回転というSFⅡのザンギエフから伝統があり、 何故かギルティにはキー1回転がなく半回転コマンドが基本となっている。 →+PからのK このゲーム仕様で地上相手を空中へ浮かす基本コンボとなっており、ほとんどのキャラクターの空中コンボ定石として使うプレイヤーは多い。 更に↓+HSが当たるとほぼ確定で相手は空中へ向かう。ジャンプで追いかけて追撃を与える事でエリアルコンボが成立する。 以降ゲージ技 フォルトレスディフェンス ガード中にPとK同時押し、いわゆるシールドで必殺技以外はキャンセルして発動可能。 削りダメージを無効にする。消費はリアルタイムで行われる。 一部のキャラクターはコレを用いたコンボがある。 デッドアングルアタック ゲージがある状態でガード中に相手の方向+PとK同時押し。 ガード中に反撃するカウンター攻撃。 ロマンキャンセル(50%以上、略字RC) 飛び道具以外のモーションを全て立ち状態に戻す。連続攻撃にどうぞ。 覚醒必殺技(50%以上) ゲージを半分消費して強力な技を繰り出す。いわゆる超必殺技。 一撃必殺技 P・K・S・HS同時押し後→特定のコマンド入力 武器(刃物)を扱う格闘ゲームなので一撃で倒せなきゃおかしいという理由で付けられた。 発動までの面倒くささで隙が大きい。ミスるとゲージを失うというリスクがある。ネタ技多し。 体力下にあるピンクゲージ(ガードレベルゲージ) 攻撃を受けると減少。ダメージ耐性が上がっていき、削りダメージを与えるのが難しくなる。 ガードすると上昇し、被ダメージが増えてしまう。 格ゲー用語 クラシック:アーケード・コントローラー(通称アケコン)によるコマンド入力の事 古の格闘ゲーム「ストリートファイターⅡ」から続くプレイスタイルを指す。 ゲームセンターの筐体はほぼコレ。 パッド勢:格闘ゲームにおいて従来のゲームコントローラーであるゲームパッドによるスタイルを指す。 ドラゴンボール筐体などから採用された。 モダン:スマッシュブラザーズのようなボタン1つで技が出せる入力の事 作品によってはオートコンボなどが実装されていたりする。 クラシックと比較して総ダメージが80%ぐらいに抑えられているのが特徴。 作品によってはスタイリッシュなどと表記されたりする。 格ゲーにおける数字の意味 パソコンのテンキー 789 456 123の並びを ┌ ↑ ┐ ← ● → └ ↓ ┘に例えた配置を意味する用語のこと 例えば6Pだと、→+Pを指す。 N(ニュートラル) 十字キーや移動操作対応のスティックを触らないで攻撃ボタンを押す事(テンキーにおける5の位置にあたる) 立ちの姿勢で攻撃する行動(このゲーム特有の横攻撃やしゃがみ攻撃、ジャンプ攻撃以外のこと) Jの表記 JPやJK、JSなどはジャンプ+攻撃ボタンの略称(スト6のみJPは固有キャラクターの意味) JCはジャンプキャンセルの略称。J+固有技の略称で使われる事もある。 フレーム(F) キャラクターのアニメーション動作(モーション)の枚数のこと 発生からニュートラル(立ち姿勢)に戻るまでを指す。 ちなみに単位は1フレーム=1/60秒。 当たり判定 各キャラクターが保有する判定の事で攻撃モーションやキャラ姿勢ごとに設定されている。 作品によってはガード姿勢にも判定があることもある。 コレが解ってくると各攻撃ごとの対処が可能となる。 けん制攻撃 攻撃が当たるギリギリの場所を相手に掠める行為。 メリットは回避や別行動に即対応出来るという面と攻撃が当たれば連続攻撃に組み込めるという面もある。 このゲームでは主に遠Sや↓+Sが該当。 中段攻撃 しゃがみガード不可の攻撃方法でガード崩しの戦法の一つ 下段攻撃 立ちガード不可の攻撃方法でガード崩しの戦法の一つ 対空攻撃 ジャンプ攻撃や空中ダッシュに対して地上で攻撃を当てること このゲームだと→+Pや↓+HSが該当。 受け身 攻撃を受けた時に即復帰する行動のこと 相手のコンボ攻撃を中断させたり、距離を取ったりする時に使う。 削り 高威力攻撃をガードする時に体力を消耗すること この作品以降はシールドと呼ばれるもので無効化する戦法を取る。 格闘ゲームの3すくみ 攻撃、ガード、投げ があり、ガードには投げを 投げには攻撃を 攻撃にはガードを というじゃんけん方式があり、おおまかな行動はこの3つに分類される。 ガード不能攻撃(ガー不) 下段攻撃と中段攻撃を同時に発生させ、相手の逃げ場を潰す。 このゲームではザトーが可能で「分身による攻撃」を組み合わせて同時に出すとこの状況になる。 ハメ 上記のガード不能攻撃等で逃げ場を失わせる事、もしくは仕様で永久攻撃ループに陥れる事。マナー違反行為とされ、ゲームセンターや大会等では悪質の場合、出禁にされるほど 次作以降では無敵と相手を吹き飛ばす対策技「バースト」が実装された。 壁ハメ 格ゲーのシーンにおいてよくある光景の一つ。画面端で相手を追い詰めてタコ殴りにする。 相手側はジャンプで逃げるしかなく、対策されていた場合は一方的に攻撃されるというリスクもある。 ワンチャン空中で攻撃を受けて受け身で抜けるという戦法もある。 ギルティの場合は次作のGGXX以降で「バースト」という無敵吹き飛ばしが実装されて対策可能になった。 エリアルコンボ 相手を空中へ浮かして連続攻撃を与える行為。ギルティギアでは比較的にこの状況になり易く、 ハイスピードコンボ格ゲーが流行る要因の一つ。 場合によっては永久コンボも可能という仕様だったのでゼクスが如何に格ゲー界に影響を与えたのかは大きい。 めくり 空中移動で相手の背後へ向かいつつ、攻撃を当てること。 キャラクターの向きが変わる為、視覚効果でどちらへガード入力をさせるか分からなくする。 特に飛び道具後の硬直を狙って行動する事が多い。 ただ、ギルティでは次作以降で「青キャンセル」(FRC)という飛び道具キャンセルが実装されたので狙いどころが難しくなった。 択(二択) 一つの攻撃に対して次に来る行動を相手に予測させつつ、選択を迫る行為。 特に空襲攻撃からがこの状況になり易い。 アクセルというキャラクターは例外で遠距離からの攻撃手段を豊富に持っているので 更に複雑な読みあいを相手に与える事が可能。 波動拳コマンド:クラシック勢の定番。↓→+〇というコマンド入力の事。 アケコンのイメージとしては↓→↑と入力する。 789 ※2→5(戻る)→3→5(戻る)→6ではなく、 456 5→2→3→6の順を巡る。 123 (5→1→2→3→6だと成功しやすい。) 逆波動コマンド(上記の逆入力)↓←+〇の事。 アケコンのイメージは↓←↑と入力する。 789 ※5→2→1→4の順 456 5→3→2→1→4だと成功しやすい。 123 昇竜コマンド:クラシック勢の定番その2。→↓→+〇というコマンド入力の事。 対空技に多く採用されていることからプレイヤー間では「昇竜」と呼ぶこともある。 789 ※5→6→2→3が理想 456 5→6→2→3→6 123 6の前にボタンを押すイメージ シビアな入力性 動きを見てから入力では遅く、直感操作が有効とされており 無意識で行動の入力が出来ている事が前提としたものが多い。 考えるより動け 対戦アクションゲームでもある為、少しの隙が逆転に繋がるゲーム性で 思考するより、とりあえず何か攻撃してみるといった具合に様子見が基本。 隙の大きい大振りの攻撃よりは反応が早くかつリーチのある攻撃が良いとされている。 シューティングキャラクター この作品のラスボスであるディズィーから格ゲー界隈に出現した基本遠距離から豊富な飛び道具で相手の動きを封じる戦法のキャラクターの事。 よく話し相手になってくれます 木の実を取る時に使っていたんです 魚を捕る時に使っていたんです などが代表的。 SOL=BADGUY(キャラクター右向き時) ニュートラルのK(蹴り)攻撃が膝とつま先で2段攻撃仕様となっている。 他のキャラクターよりコンボが組み込みやすい。 ↓→+P:ガンフレイム 投げ間合い時に→↓→+K:ぶっきらぼうに投げる 以降ロマンキャンセル対応 ↓→+K:バンディットリヴォルバー ※空中ダッシュ、ハイジャンプ中でも使用可能。 入力後K押しっぱなし:追加攻撃 ↓←+K:ライオットスタンプ ↓←+S:グランドヴァイパー ※地上攻撃中に↓←↓←繰り返し:攻撃数増加 ①→↓→+SorHS:ヴォルカニックヴァイパー ①中に↓←+K:追加攻撃 叩き落とし →↓←→+HS:タイランレイヴ ↓←↓←+S:ドラゴンインストール ※発生中に→↓→+HS:ヴォルカニックヴァイパー(ドラゴンインストール版) 一撃必殺技 P,K,S,HS同時押し後、↓→↓→+HS:ナパームデス KY=KISKE(キャラクター右向き時) ニュートラルのHS(大斬り)攻撃が変更前のフェンシングモーションで 牽制攻撃に使い易かった。XX以降にグリードセバーへ変更される前なので クレシェントスラッシュによる強襲がかけ易い。 →+K ↓→+S:スタンエッジ ↓→+HS:スタンエッジ・チャージアタック ジャンプ中に↓→+SorHS:空中スタンエッジ 以降ロマンキャンセル対応 ↓→+K:スタンディッパー ↓←+K:クレシェントスラッシュ →↓→+SorHS:ヴェイパースラスト ※空中でも可能 →↓←→+HS:ライド・ザ・ライトニング 一撃必殺技 P,K,S,HS同時押し後、↓→↓→+HS:ライジングフォース MAY(キャラクター右向き時) タメ攻撃キャラクター。コマンド投げ技も持ち、設置攻撃の 拍手で迎えてくださいなどがある。覚醒必殺技を複数持つキャラクターのひとり。 ←↓→+PorKorSorHS:拍手で迎えてください。 以降ロマンキャンセル対応 ←タメ→+SorHS:イルカさん(横) ↓タメ↑+SorHS イルカさん(縦) →↓→+SorHS:レスティブローリング ※発生中に方向キー押しながら同じボタン入力:追尾攻撃 投げ間合い時に→↓←+K:オーバーヘッドキッス ↓→↓→+HS グレート山田アタック →↓←+HS:究極のだだっこ 一撃必殺技 P,K,S,HS同時押し後、→↓←→↓←+HS:メイと愉快な仲間たち Millia(キャラクター右向き時) 空襲キャラクター。スピード重視の戦闘スタイルを持つ。 ダストアタック以外で相手を空中へ飛ばすコンボが多い。 ↓→+SorHS:タンデムトップ ↓←+K:前転 ↓←+HS:シークレットガーデン ※方向キー+H:移動 空中で↓→+K:高速落下 以降ロマンキャンセル対応 S連打:ラストシェイカー ↓←+P:アイアンセイバー 空中で↓→+P:バッドムーン ↓←↓→+HS ウィンガー ↓→↓→+S:エメラルドレイン 一撃必殺技 P,K,S,HS同時押し後、↓→↓→+HS:アイアンメイデン ZATO=ONE(キャラクター右向き時) 分身との連携攻撃を主とする影使いキャラクター。使いこなせればほぼ出禁をくらうほどの猛威を振るう。 発生の早いHSや↓+S、遠Sなどのけん制攻撃に使い易い攻撃を豊富に持つ。飛行という特殊な行動が出来るキャラクター性能で滞空時間が長い。 ジャンプ中に↑:飛行 ①↓→+PorKorS: P 分身攻撃、K:回転攻撃、S 対空攻撃 ①後PorKorS(3回まで攻撃可能) ①後HS:ドリル攻撃(ドリルスペシャル) ↓↓+SorHS:インヴァイトヘル ↓←+K:ブレイクザロウ 投げ間合い時に→↓→+S:ダムドファング ↓←+S:ドランカーシェイド 飛行中に↓→↓→+S:エグゼキューター →↓←→+HS:アモルファス ①中に→↓←→+S:メガリスヘッド 一撃必殺技 P,K,S,HS同時押し後、↓→↓→+HS:ブラックインマインド Potemkin(キャラクター右向き時) 投げキャラクター、撃たれ強く移動が遅い。そして重い。 代表技ポチョムキンバスターなど他作品のオマージュ攻撃を豊富に持つ。 モーション中無敵判定のハンマーフォールを移動の軸として行動に組み込むプレイヤーは多い。 次作では飛び道具対策技となるF.D.B.(通称デコピン)が実装される。 以降ロマンキャンセル対応 ↓→+P:メガフィスト(前) ↓←+P:メガフィスト(後ろ) ↓→+S:スライドヘッド(相手に当たらなかった場合は地震ダメージ判定) ←タメ→+HS:ハンマーフォール ①→↓→+HS:ヒートナックル(斜め上を掴む技なので基本対空技) ①後→↓←+HS:ヒートエクステンド →↓←→+P:ポチョムキンバスター ↓→↓→+S:ヘブンリーポチョムキンバスター ②→↓←→+HS:ガイガンダー ②の後←↓→←↓→+P:ガイガンティックブリッド 一撃必殺技 P,K,S,HS同時押し後、↓→↓→+HS:マグナムオペラ Chipp=Zanuff(キャラクター右向き時) ゲーム最速キャラクター。通称「紙忍者」と呼ばれるほど防御力が低い。 それをカバーするように移動技やワープ技を豊富に持っているので 如何に相手を近付けないかつスピーディに攻撃を仕掛けるのがコツ。 ↓←+K:毅式迷彩 ↓↓+PorKorSorHS:毅式転移 以降ロマンキャンセル対応 ↓→+P:αブレード →↓→S+:βブレード ←↓→+HS:γブレード ①↓→+S:冽掌 ※①の後↓→+S:麓砕 ※の後↓→+K:穿踵 ←↓→+K 幻朧斬 →↓←→+HS:斬星狼牙 ↓→↓→+K:万鬼滅砕 一撃必殺技 P,K,S,HS同時押し後、↓→↓→+HS:ディエルタエンド Axl=Low(キャラクター右向き時) 遠距離キャラクター。餓狼伝説でいうビリー・カーン。 ストリートファイターのダルシムの欠点を補った様なキャラクター。 ↓+HS、P、↑+Sのリーチを主力として画面端からチクチク攻撃も可能。 更に必殺技と組み合わせたらより強力に ①←タメ→+S:鎌閃撃 ①の後に↑:曲鎖撃 ①の後に↓:旋鎖撃 ←タメ→+HS:羅鍾旋 ②→↓→+SorHS:弁天刈り ②のHS版後に→↓→+HS:追加アクセルボンバー 空中で→↓→+HS:アクセルボンバー →↓←+SorHS:雷影鎖撃 S 相手背後へジャンプ HS 画面上部へ移動後、落下 ↓←+P:天放石(上段) ↓←+K 天放石(下段) ↓→↓←+HS:百重鎌焼 一撃必殺技 P,K,S,HS同時押し後、↓→↓→+HS:鎌閃奥義・亂髪 Venom(キャラクター右向き時) ギルティを最も異質な格ゲーにしたともいえる超トリッキーキャラクター。 何とゲーム画面をビリヤード台に見立てて戦う。 ボール同士を連鎖させて攻撃したりする。 ①→↓←+P,K,S,HS:ボール生成 →↓→+K:瞬間移動(①で最後に生成したボールへ向かう) ←タメ→+SorHS:スティンガーエイム ↓タメ↑+SorHS:カーカスライド →↓→+SorHS:ダブルヘッドモービット 空中で↓→+SorHS:マッドストラグル S 落下のみ HS 蹴り上げ追加 ↓←↓→+S:ダークエンジェル 一撃必殺技 P,K,S,HS同時押し後、↓→↓→+HS:ディムボゥガー Jam=Kuradoberi(キャラクター右向き時) 中華娘ポジションの炎の料理人。ストリートファイターでいう春麗。 必殺技による急接近や相手の攻撃を流す技を持つ。 上記のフォルトレスディフェンスを交えたコンボの対象キャラクター。 空中で↓+K 鷹嬰脚 ↓↓+K,S,HS:朝凪の呼吸 K 龍刃 S 逆鱗 HS 劔楼閣 ↓→+K:龍刃 ↓←+K:逆鱗 →↓→+K 劔楼閣 ①↓→+S:爆蹴 ①の後P:回り込み ①の後K:足払い ①の後S:百歩沁鍾 ①の後HS:千里沁鍾 相手の攻撃に合わせて←→:祓斧 →↓←→+S:兆脚鳳凰昇 →↓←→+HS:戀崩孃 一撃必殺技 P,K,S,HS同時押し後、↓→↓→+HS:我羨惚 Tips [部分編集] ※→→はダッシュ → は次への意味です。 ↓+はしゃがみ攻撃、→+は特殊攻撃です。↑+はジャンプ攻撃です。 S、Sは連続攻撃です。 ソル・バッドガイ ①↓+S → K → →+P → →→ → ↑+S、S → HS ②↓+S → ガンフレイム → →+P or ↓+S&HS → ↓+HS → ↑+S、S、HS → ヴォルカニックヴァイパー ③→+P → →+HS → ガンフレイム ④↓+S&HS → K → ↓+HS → ↑+S、S → HS ⑤ぶっきらぼうに投げる → ↓+HS → ↑+S、S、HS → ヴォルカニックヴァイパー → 叩き落とし ゲージがある時 ①グランドヴァイパー(下段攻撃中) → ロマンキャンセル → K → ↓+HS → ↑+P、S、S → HS → ヴォルカニックヴァイパー ②バンディットリヴォルバー(追加攻撃無し) → ロマンキャンセル → K → ↓+HS → ↑+S、S → HS → ヴォルカニックヴァイパー カイ・キスク ①HS → スタンエッジ ②→→ → K → S、S → スタンエッジ ③↓+S&HS → K → ↓+HS → ↑+S、S → HS → 空中スタンエッジ ④→+P → →+K → S、S、HS → スタンディッパー ⑤クレシェントスラッシュ → ↓+HS → ↑+K、S、S → ヴェイパースラスト メイ ①K → S、S → HS → レスティブローリング → 追尾×n ②↓+S&HS → →+P → →→ → ↑+S、HS → レスティブローリング → 追尾×n ③K → ←(仕込み入力)S、S → HS → イルカさん(横) → ロマンキャンセル → K → ↑+S、S → HS → レスティブローリング → 追尾×n ミリア・レイジ ①↓+HS → ↑+K、K、S → バッドムーン ②タンデムトップ → ↓+S&HS → ↓+HS → ↑(押しっぱなし)+P、P、S、K、S → HS or バッドムーン ③S連打 → ↓←+K → ↓+S&HS → ←← → ↓+K、HS → ↑(押しっぱなし)+P、P、S、K、S → HS or バッドムーン ザトーワン ①↓+S → →+P → ↓+HS → インヴァイトヘル(S) ②K → S、S → →+P → ↓+HS → ↑+K、S、S → HS ③分身 → K → S、K(分身攻撃)、S、K(分身攻撃) → ↓+HS、S(分身攻撃) → ↑+K、S、S → HS ポチョムキン ①↓+K → ↓+S&HS → メガフィスト(S) or スライドヘッド ②↓+S&HS → ↓+S、HS → ↑+HS or ヘブンリーポチョムキンバスター ③↓+S → メガフィスト(S) or ハンマーフォール チップ・ザナフ ※この頃のチップは空中Kがループ可能だった。 ①K → →+P → S、S → ↓+HS → ↑+K、S、K×n、S、HS → βブレード ②→+K → ↓+HS → ↑+K、S、K×n、S、HS → βブレード アクセル・ロウ ファウスト 梅喧 御津闇慈 ヴェノム ジョニー 蔵土縁紗夢 ①K → S、S → ↓+S → ↓+HS → S HS → etc ②→+K → →+HS → 龍刃 → 以下 派生技へ ③↓+K、S、HS → 逆鱗 → 以下 派生技へ ボス キャラクター テスタメント ※ボス仕様でSとHSが多段ヒットする。修正が入る前なのでエグゼビースト(後)を当ててもコチラへ飛ばされない。 グレイブディガーが旧モーション(XX以降の→+K) ディズィー 一撃必殺技がなく、かつ入力しても対応しない仕様になっている。 また、ゲージが100%溜まらないと使えないガンマレイという強力な技を持つ。 隠しキャラクター 元祖ロボカイ(カイのEXキャラクター) 仕様でゲームシステム音を利用しており、立ち状態でキャンセル音 移動が選択音となっている。通常立ち姿勢が起き上がり中を使っている。 ミサイル攻撃に変更されるのは#Reload以降。 レイディバイダ―:スタンエッジ・チャージアタックの変更技。電気によるフィールドを生成する。 インパラハント:スタンディッパーの変更技。発生が早い。 リバーズクレシェント:クレシェントスラッシュの変更技。 エイシズハイ:ライドザライトニングの電撃を纏いながら空中へ舞う技。 プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (2) 2024年03月22日 (金) 19時05分51秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/11209.html
今日 - 合計 - GUILTY GEAR X PLUSの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] 初アーケード化した作品をベースにコンシューマへ移植する際、BGMをMidiから実演奏へ変更。 前作のクリフ、ジャスティスを隠しキャラクターとして導入。 元祖ロボカイ(EXキャラクター:カイ)が隠しキャラクターで初参戦したもの。 後の作品よりはマイルドなゲームルールであっても初心者にはオススメ出来ない 格闘ゲーム廃人向けゲームである。 ストーリー [部分編集] ジャスティス死後「A国」にて自立型のギアが確認されたので処分すべしとお金をチラつかせた事件である。 のちに紗夢が倒したこととなり、賞金を手に入れてお店が大きくなるのだが…… 前作で中ボスだった「アノ人」は今作でも中ボスとして登場する。 ラスボスはかの有名なヲタどもを輩出したあのお方である。 攻略情報 [部分編集] P K S HSの4ボタンのみで SとHS同時押しでダストアタック、しゃがみながらで足払いが出来る。 この頃からレバー+Pの攻撃には対空性能があったりする。 SとHS以外の組み合わせでFD(フォルトレスディフェンス)を発動可能。 メンバーはソルとカイの主人公枠2名とザトー(エディ)・ミリア・ヴェノムのアサシン勢 メイ・ジョニーの海賊勢、闇慈・梅喧・チップのジャパニーズ勢、紗夢・ポチョムキン・ファウストのアジア勢 アクセル・テスタメントの初代勢にディズィーとゲストのクリフ・ジャスティスからなる。 PSでのギルティギアでは梅喧が隠しキャラクター、テスタメント・ジャスティスがボスキャラクターであった。 ファウストは前作でボルトヘッドではないか?と言われていた。 今作で新規となったのが闇慈・紗夢・ジョニー・ヴェノムの4名とディズィーである。 ソル・バッドガイ:主人公。元科学者で現在アウトロー。20代前半頃にギア化されてから 150年以上生きてるので実質180才位になっている超おじいさん。 ガンフレイム:彼と言えばコレ。代名詞でもあり、同時に放火魔の異名を得た。 バンディットリヴォルヴァー:跳び膝蹴りから回し蹴り。追加で炎攻撃を一回お見舞いする。 ヴォルカニックヴァイパー:要するに火炎昇竜拳。対空無敵の要となる技。 グランドヴァイパー:地を這いながら炎攻撃からのヴォルカニックヴァイパーを追撃で与える技。 ライオットスタンプ:後方に跳んだあと壁蹴りからの蹴り攻撃。つまりライダーキック。 タイランレイヴ:後のファフニールモーションと化す技モーション版。 多段ヒット技で100%あればもう一発追撃可能。 ドラゴンインストール:設定にあるギアの力をちょっとだけ開放するモード。 後に変質するが今作では赤く点滅するだけ ドラゴンインストール版 ヴォルカニックヴァイパー:ドラゴンインストールの間だけ使用可能の多段ヒット版。 ナパームデス:イマイチパッとしない攻撃モーションの技。 カイ・キスク:20代前半の好印象の金髪男性。ソルから見たらかなりのガキんちょなのだが。 スタンエッジ:雷の飛び道具を放つ。空中でも可能。 スタンエッジ・チャージアタック:前作チャージ攻撃の名残で溜め攻撃。 ヴェイパースラスト:ソルのヴォルカニックヴァイパーのオリジナル技で本来は切払う対空攻撃。空中可。 スタンディッパー:スライディングキックからの切払い攻撃。 クレシェンドスラッシュ:相手を中空へ吹き飛ばす攻撃。 ライド・ザ・ライトニング:球状の雷を纏って突進する奥義。某アーティストの某タイトルを拝借している。 ライジングフォース:こちらも某アーティストの某タイトルを拝借している。 メイ ミリア・レイジ ザトー・ワン ポチョムキン チップ ファウスト アクセル・ロウ 御津闇慈 梅喧 ジョニー 蔵土縁紗夢 テスタメント:前作でも中ボス、今作でも中ボス ボス仕様なので多段ヒット攻撃が多いが火力は弱い。 グレイブ・ディガー:小ジャンプからの切込み攻撃、次回作ではモーションが特殊技化され、モーションを一新する。 バッドランズにさし代わるまで猛威を振るう技となる。 エグゼビースト:召喚獣による下段攻撃一定の間隔のみ出現するが、次回作で調整が入る。 ファントムソウル:唯一の飛び道具なのに速度がとても遅い。次回作で調整が入って連続技に組み込めるほど強化される。 :受け身技。ヒット時は相手を毒に冒す。時間経過で解除される。 ナイトメアサーキュラー:魔法陣からの召喚獣。ヒット時は相手を毒に冒す。時間経過で解除されるのも同じ。 セヴンスサイン:相手をベットに寝かして(意味深な)攻撃を行う一撃必殺技。 ディズィー:ゲームのメインヒロインであり、ラスボスでありシューティングキャラクターという 特殊な立ち位置に居るお方。オプションである翼の住民からの攻撃が中心となっている。 後の「とあるキャラクター」の母親である。 はじめはただの明かり:髑髏の翼側から射出される松明。 木の実を取るときに:女性の翼側から射出されるクナイ状のビット攻撃。 よく話し相手に:召喚後しばらく同伴するファンネルみたいなオプション。 魚を取るときに:地面から突然現れる鋭利な氷柱。唯一の対空技。 ネクロ怒った場合:キャラ1体分前に陣を張って捕獲する技。ヒット時に髑髏の翼が主導権を握る。 インペリアルレイ:母親といわれているジャスティスの技が炎アレンジされたもの。 この技がいわゆる父親を匂わせるきっかけと呼ばれているのだとか ガンマレイ:唯一、一撃必殺技を持たない為に(後に実装)用意された100%時のみ使用できるレーザー攻撃。 シューティングでレーザーといえば火力ということでその威力は絶大。 Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2020年06月22日 (月) 01時03分07秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/1360.html
今日 - 合計 - GUILTY GEAR X ADVANCE EDITIONの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 14時17分49秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して